サイトやブログを作る人の目的の1つにお小遣い稼ぎをしたいというのがありますね。いわゆるアフィリエイトってやつです。
かくいう私もその1人なのですが、ジャンルを限定した複数のサイトを運営したり、このサイトのようになんでもありのサイトを作ったりしてきましたが、何となく稼げそうなジャンルと稼げなさそうなジャンルが見えてきました。
至って個人的見解ですが、これからサイトを作ってみようという方の参考になれば・・・。
サイトやブログで稼げなさそうなネタ
こちらの方が簡単(経験上失敗例が多いだけ)なのでこちらから紹介しますね。
サイトを作るための記事
当サイトでもたくさんWordPressの使い方を紹介していますが、ちらほらアクセスされますけど一向に収益にはつながりません。そりゃそうですよね?サイトを作る=何等かの収益を上げたいという人が訪問者のほとんどなのですからね。
また、その方々は記事の中に入っている広告はこれ!というのが分かっているので、記事の本文だけななめ読みみたいにしたり、必要な情報だけ吸収して終了・・・なのであまりおすすめしません。
アフィリエイトをするための記事
これも前項と同様に広告をサイトに表示して収入を得たい人が広告に反応するか??という下世話な話。まあ、情報商材のような高額で実は・・・というものをアピールするサイトでそこそこアクセスがあるサイト作りができるなら別かもしれませんね
商品推しだらけの記事
実際に見たことも使ったこともないような商品を「売れてる」情報を得て掲載しているだけのサイト。そもそもアマゾンなんかはそのものへアクセスして商品検索すれば出てくるわけですからそのサイトを見て・・・という独自情報がなければほとんど収益はないと思います。
アフィリエイトは文字通り「ついでに・・・」という収入形態ですからね。
サイトやブログで稼げそうなネタ
決してこうすれば成功する!!というものではありませんが参考までに
株や投資などの情報サイト
自身では作ったことがありません(取引経験がないので)。でも情報という意味では結構いろいろと探っていなければならないジャンルなので、信頼性の高い情報を発信できればそこから広告収入が得られるかもしれません。ただ、自身の投資結果とか過去のネタとかを掲載しても日々どんどん動いているジャンルなのでなかなかアクセスはされないと思います。
そして、株や投資のジャンルに関連した広告は結構高単価であることから競合もいっぱいいると思いますので、よほど情報力に自信がなければ体力切れになる可能性大です。
自身の経験や何かの解決方法を掲載するサイト
一人ではなかなかネタが続かないジャンルですが、本当に自分が経験したことを書きつつその時役に立った物やことを紹介するサイトです。実体験で書いていることが伝わればアクセスの見込めるジャンルですが、これだけフェイクだのキュレーションだのといった「ネットの闇」がはびこっている中では難しいかもしれません。
前述したように個人での「体験」には限界がありますので、中には掲示板や投稿機能を作って「他人に何かを書いてもらおう」という考えをする方もいます(当サイトのWordPress向けプラグイン紹介記事ではこういうジャンルの記事がよく閲覧されていることから明らかでしょう)が、スパム対策やテーマから外れた投稿などへの管理や監視が大変だと思います。
趣味のサイト
長年同じ趣味を持っている方におすすめのジャンルですね。経験もありますし、現在でも探求したいジャンルのことならいくらでも記事が書けますからね。定期的に見てくれる読者やRSSなどで情報を受信してくれる人も多くなる可能性があります。
究極のジャンルは?
あくまで経験上ですが、ズバリノンジャンルでしょう。サイトへのアクセスを集める手法としてSEOというのがあり、SEO的には
- サイト内の記事のジャンルが統一されている(同じジャンルでサイトが構築されている)こと
- ジャンルに関連したドメイン名が使われていること
などが検索エンジンでの結果で上位に来る可能性が高いということから推奨されているようですが、定期的に情報の追加や編集ができないサイトでいくらSEO対策しても・・・という感じですし、ジャンルを絞ってサイトを作ってしまうと結局何を書いていいのかわからなくなってくる(ネタ切れ)を起こすことにもなりますから、個人的にはあまりおすすめしません。
それよりも、なんでもいいから思ったこと、感じたことをきちんと記事にしていって、かつ、ジャンルにとらわれないものを1つ作って、アクセスがある程度集まることが分かったらそのジャンルのサイトを作ってみるという手順にした方が近道だと思いますヨ。
おまけ 記事は「組み立てメモ」を作ってから
おまけ情報として、なかなか思うように記事が書けない人へのヒントになれば・・・。
私が記事を書くときは全体の骨格である「組み立てメモ」を先に作るようにしています。組み立てメモ、懐かしい響きですよね?小学校の作文を書くときに習う用語ですが、これがネットでの記事作成でも大事な気がします。
サイト記事やブログ記事を書くときにどうやるかというと、内容を書くよりもまず「見出し」をつけてしまうのです。
記事本文で見出しと言えばhタグですね。これで全体の骨格をh2/h3/h4などで作ってしまうのです。
実はこの見出しタグ、Googleでは結構重要視されているようで、
で紹介しているスターターガイドにも書いてあるんです。これは初心者向けにGoogleが記事の書き方をアドバイスしているもののなのですが、初心者向けということは「これぐらいは最低限やっておきましょう」ということ。裏を返せばこれをやってないとなかなか「いい情報」とは思ってくれない?ということなのですね。
骨格となる見出しタグを最初に書いておけばその見出しに対する文章を書いていくだけなので脱線することも少なく、何を結局伝えたかったのかが分からなくなることもなく、最後に体力切れして何が書いてあるのかわからない文章で終わってしまうことも少なくなりますから是非やってみてくださいね。
という私もまだまだ文章下手。こればっかりは場数踏んで体得するしかない!と自分に言い聞かせながら日々記事書いてます。拙い文章を読んでいただき感謝します。
それからもう1つ、検索結果に表示されるのはメタ情報で抜粋を指定している文章の先頭110文字分か、指定していなければ本文の冒頭110文字分なので、抜粋の文章を工夫する、冒頭の文章を工夫することで各段に検索経由でのアクセスが上がりますから本文の内容やキーワードの使用率などといったテクニック以前に気を付けることをおすすめします。実際に検索結果を見てクリックされるかどうのか判断基準はタイトルと短い抜粋、いわゆる人の目ですからね。