Google Adsenseの広告にモバイル向けのものありますよね?この広告には「アンカー広告」と「モバイル全画面広告」2種類あり、WordPressだと
- Analyticsコードなどを入れるヘッダー部分へコード挿入
- Adsenseの「広告の設定」から「ページ単位の広告」を開き、「アンカー広告」と「モバイル全画面広告」をOnにする
という手順で勝手に(自動的に)表示できるシーンで広告が表示されますね。
「アンカー広告」はモバイル表示で画面の一番下に追従して表示される横長の広告、「モバイル全画面広告」はページを移動したりするときに画面いっぱいに表示される広告です。
アドセンスに登録してしばらく運用していると提案として表示され、プラスになるならと言われるがままに設置したもののその成果はどこで確認できるの?収益は上がっているの??がアドセンスのホーム画面や一般的なレポートには表示されないですから分かりにくいですね。
アドセンスのヘルプにちょっと書いてあるように
ページ単位の広告のパフォーマンスをトラッキングするには、[パフォーマンス レポート] タブで広告の動作レポートを表示します。ページ単位の広告はレポートの「アンカー広告」と「モバイル全画面広告」のラベルの下に表示されます。
で見ることはできるのですが、この説明も「トラッキング」なんて言葉が使われているので下手をすると見落としそうです。
このモバイル向け自動広告の収益を確認する方法とちょっと便利なレポート技を紹介します。
Google Adsenseのモバイル向け広告の収益を確認する方法
先程のアドセンスヘルプにある通りに開いていきます
- アドセンスの「パフォーマンスレポート」を開く
- 「詳細レポート」を開き、「広告の動作」を開きます
この段階でレポート上には通常の広告である「標準」、「アンカー広告」、そして「モバイル全画面広告」それぞれの収益を見ることができます。ちゃんと反映されています・・・よかったよかった(笑)。
ちょっと脱線しますが、最初のパフォーマンスレポートで表示されるものの中で広告ユニット別で集計されるレポートにモバイル向け広告の収益が入っていないってご存じでした?この合計とホーム画面で表示される合計は微妙な差があるんですね。この差額が単純にモバイル向けの広告収益額ということになるんですね。計算したらぴったり!!でした。
話を戻します。このままでは合計しか分かりませんから、どのサイトで?というのを絞り込みます。
- 画面上の「レポートタイプ」>「広告の動作」となっているところの右にある「追加」をクリックします
- 一覧の中から「サイト」をクリックします
これで下の一覧が細かくなって各サイト別、広告の種類別の一覧が表示されます。
ここからさらにモバイル向けだけのものに絞ります
- もう一度画面上部に戻り、「フィルタ」の右の「+追加」をクリックします
- 「広告の動作」をクリックし、「アンカー広告」と「モバイル全画面広告」にチェックを入れて「適用」をクリックします
これで完成!!下の一覧上でモバイル向け広告だけに限定されました。
・・・ちょっと待った!!毎回この作業を繰り返すのは面倒ですからちょっと便利にしておきましょう。
地味に便利なGoogle Adsenseのレポート技
私は今の今まで知らなかったのですが、この設定を保存できるようになっているんですね。
- きちんと絞り込んだ状態で、画面右上の「レポートに追加」→「レポートに追加」をクリックします
- 名前を入力して保存します
そうすると・・・左のメニューから「パフォーマンスレポート」を開くと・・・その中にきちんと追加したレポートがショートカットリンクになっています。次回からはここをクリックすればすぐに見れるようになりますから地味に便利ですので是非ついでに設定してくださいね。