WordPressの使えるところはブログとHTMLサイトの中間的な機能。中でも投稿に追加できる「タグ」はブログでは代表的な機能で、「タグ」によるまとめページが自動で用意されるとてもいい機能です。
タグ付けしていってできるタグページはもちろんページとしてGoogleなどの検索エンジンでインデックス対象となり、検索対象となりますので、そこからのアクセスが期待できるものでもあります。
こんな便利な機能はない!!ということで記事投稿時にバンバンタグを追加していくと、ある日突然「公開」「編集」ボタンを押したときのパフォーマンス低下が著しくなってきます。なかなか記事公開が終わらない、記事編集が終わらない、画面が一旦真っ白になるなどプチ不具合が発生してきます。
当然といえば当然なのですが、記事の投稿や編集時に「タグ」が登録されているデータの中にあるのか??というのをデータベースの中から検索して、なければタグを新規で登録するということを繰り返すわけですから、当然データベースをグリグリ動かすことにもなりますし、サーバーへの負担も増えていきます。
私はMetaManagerプラグインを使ってキーワードのメタデータを自動生成していて、タグページも作られるならいいやとタグをキーワードとして吐き出す設定にした上でカスタムフィールドのキーワード欄ではなくタグにどんどんキーワード要素を追加していったら・・・見事にパフォーマンスダウンしました(体感速度で分かります)。
タグ一覧を確認すると実に1000を超えるタグが登録されていました。しかもほとんどが1件2件しか使われていないようなタグで、記事投稿や記事編集の度にこれを検索して登録してをさせていたかと思うと負荷は相当あったと思われます。
記事を修正していってタグを減らしたら体感速度として「公開」や「編集」ボタンをクリックしてからプログラムが走り終わるまでの時間がかなり短縮されました。もちろん稼働時間が少ない=負荷が少ないということですのでこれは効果的だと思います。