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【WordPress】サーバーに与える負荷を下げる方法 ~pingの送りすぎをなくす~

公開日:2015(平成27)年8月30日/最終更新日:

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 占有サーバーや自宅サーバーなど、自分一人で1つのサーバーを使っているならどんなに高負荷がかかっても、高負荷によってサーバーダウンなどが起こってもサーバーを再起動すれば済むのですが、一般的に使われている共用サーバー(複数のユーザーが1つのサーバー機を使う)の場合には高負荷によって不具合が起きた場合、他のユーザーにも多大な影響を与えるため、サーバーのアカウントを凍結されたり、最悪の場合アカウント削除という結果にもなりかねません。

特にcmsであるWordPressは決して「軽い」サイト運営ツールではない(他のCMSでも同様)ので、ちょっとしたことで高負荷につながってしまいます。

ある日突然サイトが表示されなくなって、サイト凍結によって今まで作った資産(記事や情報など)を無駄にしないためにも負荷対策は行っておいた方がいいと思います。

今回はpingについてです。

WordPressはブログ+αという感覚のコンテンツマネージメントシステムなので、投稿の公開時や更新時には「更新しましたよ~」と知らせるためにpingという機能が備わっています。無料のブログなどにも搭載されている機能ですね。

たくさん登録すれば一気にいろいろなサイトに更新の通知が行われるので一見アクセスアップにつながりそうな機能なのですが、実際そうではないのが実情です。生のアクセス解析データから見ると、いくらpingを送っても送った先からのアクセスはない(「更新しましたよ~」に対して「どれどれ?」と見に来ていない)のが分かります。見に来てないということは何もアクションしていないということですね。

このping送信という作業が結構負荷の拡大につながるようで、たくさんの記事をインポートした際などには必ずといっていいほど高負荷が発生します。

今現在私が送っているのは、ブログランキングなどに登録したところとgoogle/yahooの合計5件程度です。以前は実にたくさんのところへpingを送信していたのですが、記事をいくつも投稿した日などには警告が来ることもあったので、今はこの程度にしています。

そうしたところ、警告レベル程度の記事数を一気に投稿しても特に警告が来ることもなくなりました。

pingによるアクセスアップの効果があるかないかは???ですが、???だからやっておいた方がいいという考え方もある一方、特に影響がないならやらなくてもいいと考えるのも1つかと思います。