インターネット上に無数にあるホームページ(サイト)。作り手としては「こんな風にできたらなぁ」と内容よりも表現に対して感心することも多いハズ。かくいう私もWordPressを使ってサイト作りをしていますから、格好いいサイト見ると「何を使って作っているんだろう」という疑問が湧きます。そしてそのサイトがWordPressで作成されたものだと分かればサイト作りの励みにもなりますね。
WordPressというツールはCMSという簡単にどこからでもインターネット経由でサイトの編集や更新ができるシステムです。システムということは一定の法則があるわけで、それさえ分かってしまえば簡単にWordPressで作成したサイトかそうでないかは判別できます。今回は簡単にWordPressで作ったサイトかどうかを判別する方法を紹介します。
WordPressで作ったサイトかどうかを判別する手順
Google Chromeブラウザを使って行う例を紹介します。手順は以下の通り
- 対象となるサイトを表示します
- 画面のどこかで右クリック→「ページのソースを表示」をクリックします(別画面でソースコードが表示されます)
- ソースの中からWordPressで作ってあるであろうネタを探します
ざっくりとこれだけの手順で判別できます。
WordPressで作ったサイトの共通点
前述したようにWordPressは画一化されたシステムですから、WordPressで作成したサイトは以下のような項目があります
- 「themes/○○」というテーマファイルを格納するディレクトリ
- 「plugins/xx」というプラグインファイルを格納するディレクトリ
- 「wp」というWordPressであることが解るディレクトリ
- 知っているプラグインの名前
こんなのがソースの先頭あたりをじっと見ていると出てきます。1のところの○○でテーマが分ればよりそのサイトに近づけますし、画像効果や広告などの表示に使っているプラグインが2のxxで解ればよりそのサイトに近いものができる訳です。デザインや表示方法は外部CSSを使っていますから全く同じにはできませんが、似たような機能のサイトは作れるようになります。
その他WordPressサイトであるかどうかを判断する方法
前述したようにWordPressは画一化されたシステムですから、WordPressで作成したサイトは特別に設定されている場合を除いて管理側の画面にアクセスするURLは共通です。
http://○○.co.jp/wp-login.php
と表示されたサイトのトップページURLにログインページの情報を追加してみてください。WordPressであればログイン画面が表示され、そうでなければ404(ページが見つかりません)というエラー画面が表示されるはずです。
以上、簡単ではありますが、WordPressで作ったサイトかどうかを判別する方法をご紹介しました。