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夏の天敵、ゴキブリの特性と退治方法

公開日:2015(平成27)年5月16日/最終更新日:

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暖かくなってくると毎年悩まされるあの「ゴキブリ」

家の中は比較的きれいに掃除しているし、ゴミなどは溜めずに捨ててるはずなのに、5月~6月になるとどこからともなくカサカサ~っと・・・。

にっくきゴキブリの特徴を知って効率よく退治してしまおうということで、実践済みの対処法をご紹介します。

ゴキブリはこんな害虫

種類や原産地などを書いても仕方ないので、共通の内容を列記します。

ゴキブリは雑食

ゴミを食べると思われがちですが、彼ら(彼女ら)にとっては人間の出す食べかすやゴミと思われるものすべてが食料となります。また、ジューシーなもの(水分を含んだもの)が好きです。身体が小さいので、人間にとってカスと思われるものでもゴキブリにとってはごちそうになります。床に落ちた食べカスや食べこぼし、食品のパッケージについたもの、台所周りだけでなくお風呂の排水口についた髪の毛やせっけんカスなど何でもエサになります。

水回りに寄ってくる

ゴキブリたちは水をよく飲む害虫で、適度な湿度を好む害虫です。生活場所は適度に湿っていて暗い場所で水場の近い場所になります。棲家としてはやはり洗面所、台所の台の裏、お風呂場などでしょう。特に台所の流し台回りはゴキブリにとって生活を充実させる衣(ゴキブリの場合は温度)・食・住の条件が揃っています。

ゴキブリの卵と繁殖能力

ゴキブリの卵は細長い殻につつまれています。よくつぶつぶを卵と勘違いされている方がいますが、あれはフンで、卵は大豆のような黒い殻の中に入っています。1つの殻の中から30~40匹の子供が産まれてしまいます。

ゴキブリの卵は乾燥と低温に弱く、冬場気温5度以下のところに一日~二日放置されると卵が死に、孵ることはありません。が、環境悪化に耐えうるように殻に包まれているのでそう簡単に卵を死滅させることはできませんし、室内では暖房を使ったりできるだけ温度の高い場所に卵を産んだりとなかなかゴキブリが繁殖しにくい環境が作りにくいので、また翌年になり孵化するのに適した季節になるといつの間にか産まれてきてしまうのです。

孵化する確率はそう高くはないのですが、条件が整ってしまえばネズミ算式に増えてしまう可能性があるというのが気に病むところです。

ゴキブリ撃退法

今いる成虫や幼虫を退治する

いくら器具や薬品を使っても、どこをどのように通って、どこが巣なのかが分らなければ、見つけたら退治といういたちごっこになってしまいます。前述した繁殖能力から考えてもこの戦法ではなかなか壊滅に至らないのが現状です。

ではどうするか??

特に発生源となる台所の流し台回り、流し台の中の棚などを徹底的に掃除する

まず行動が分らないといけないので、ひとまず徹底的に掃除します。そうすることで、行動した形跡=フンが残るということになるので、効果的に器具や薬品を設置することができます。

とにかく水を排除する

ゴキブリはみずみずしく潤っている場所に寄ってきます。そして、人間よりも体が小さいので、「こんなところに?」という程度の水的でも十分飲み水になってしまいます。特に洗い物や料理をした後はしっかりふき取るようにしてください。

上記の1と2をしてしばらくすると、新しくゴキブリにフンをされた場所が分かってくると思います。ここで、市販されている「ホウ酸ダンゴ」系のものや「ゴキブリホイホイ」系のものを設置していきます。

設置場所はフンのある場所付近、特に流し台の排水溝に向かえるような場所です。

今いる成虫を退治するならゴキブリホイホイ系を、巣に持ち帰って退治・・を狙うならホウ酸ダンゴ系です。

併用して見つけたら退治することをしていくと、だんだん数が減っていきます。

と同時に後から神経に効くホウ酸ダンゴ系のエサを食べてひっくり返って死んでいるゴキブリを意外な場所(例えばリビングやトイレ、風呂場、玄関など)で発見することもあります。

そこで第二弾、ホウ酸入りのエサを食べてそこまで行ったということは、その近くや進行方向にも巣がある可能性があります。ここにもゴキブリホイホイ系を、巣に持ち帰って退治・・を狙うならホウ酸ダンゴ系の器具を置いていきます。

行動が分るとどんどん数が減っていき、人のいる場所には出てこないようになります。成虫の退治はほぼ完了です。

次世代につなげない

ゴキブリホイホイなどの粘着系の補虫器は見た目に成果が分るのでよく使われますが、次世代に対しては全く効果がありません。次世代につなげないためには、繁殖能力を少しでも低くすることです。ホウ酸ダンゴ系のエサは繁殖を阻害する効果もあると言われていますので、是非使ってみてください。

そして、卵も湿度がなく乾燥すると孵らないので、なるべく水分のない環境作りを心がけて来年に持ち越さないように工夫しましょう。

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いなくなったはずのゴキブリはどこから?

徹底的に撃退して、2年位発生しないと思ったらまたいつの間にか現れる、そんな経験はありませんか?家の中にはいないはずなのにいったいどこから??と思うかもしれませんが、実は意外なところから侵入しています。それは・・・アルミサッシの排水口からです。アルミサッシは密閉性が高い窓ですが、万が一水が溝にかかったりしたときに排水できる切り欠きが開いているのです。え?と思うかもしれませんが、私はここから侵入してくるゴキブリを何匹か退治しました。

台所などの排水口や玄関からという説もありますが、玄関まで到達するまでにゴキブリにとっては結構な距離があり、排水口は途中で必ず臭いを防ぐためのトラップ(水溜り)があったり水が流れてくれば流されてしまうのであまり侵入経路としては確実なものではありません。

そして気を付けたいのは集合住宅などで近隣の住人が引っ越した後や近隣の部屋の清掃状況が悪い場合、また、近隣の家で徹底的に対策をした場合。我が家も実証済みということは100%死滅したわけではなく少なくとも数匹は家から外に出たのだと思います。これが近隣のお宅に行ったのかどうかは不明ですが、ひょっとすると移り住んでいるのかもしれません。

最近ではゴキバリアなどという品名でゴキブリが入ってこなくなるような薬剤も販売されていますし、前述した毒エサ系のものでも効果がありますから窓の外に設置して外にいるうちに退治するようにしましょう。とにかく家に入れないことが大事だと思います。

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