文鳥やインコなどのヒナを育てるときに一番注意すべきは「足元の保温」

春に産まれた文鳥やインコなどの小鳥たちがペットショップでたくさん見られるようになりました。今では少ない数ではあるものの春・秋以外の季節でも見られるようになったのですが、やっぱり旬の仔はたくさんいる中から「この仔」を選べるので人気が高いです。
昔はエアコンなど温度を下げる設備がなかなか使えない環境が多かったので、秋の仔の方が飼い易い印象でしたが、今では省エネタイプのエアコンなどもあり、温度管理のためにつけっぱなしにしてもそれほど経済的負担にはならなくなってきたため、どの時期に飼育を始めても大丈夫になりましたね。
手乗り鳥として販売されているのは大抵南の方の鳥なので本来は暑さに強いはずなのですが、輸入鳥に比べ圧倒的に国内でブリード(繁殖)された仔が多いですから日本の暑さ・寒さには慣れていません。したがって、最低でも丸1年位は暑くもなく寒くもない環境を用意してあげる必要があります。
さて、購入しようと思っているヒナの保温はどう考えてますか?ショップで勧められるまま・・・の前に予備知識として読んでおいていただけると光栄です。
今までいろいろな小鳥を飼育したり管理したりしてきましたが、どんな鳥でも共通で言えることは、
ヒナの時は特に足元やお腹の保温が大切
ということ。
ヒナたちを飼育するときは、いきなり鳥カゴではなく、ブラケースや小さな水槽などで飼い始めます。これは、足がまだできていないので鳥かごでは網に足を引っかけたりすることを防止するために必ずそうします。そして、ヒナたちはほとんどの間うずくまって寝ています。
その時床についているのは・・・足と大切なお腹です。
ヒナはご存じの通り自分で体温調節をすることができないため、必ずと言っていいほど保温が必要になります。ただ、よく小鳥用として販売されている吊り下げ式の「ひよこ電球」は、背中だけが暖まってしまい、肝心の足やお腹が暖められず、消化不良を起こす仔が多いのです。また、冷えによって腸内環境が悪くなることで、常在菌で普段は悪さをしない寄生虫などが爆発的に殖えてしまうことがあり、下痢をしたりして悲しいことになる場合があるのです。
ではどうすれば??ですが、簡単です。
水槽やブラケースの下、または中に小動物用のパネルヒーターを入れるのです。
これによって足元が暖まるだけでなく、暖かい空気は上へ上へと流れていくためケース全体がよく暖まるようになります。ヒナにとって購入してから約1か月程度、羽が生えそろってくるまでが一番大変な時期です。その時期を乗り切るためにまずは保温方法をしっかりしましょう。
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