表計算ソフトの定番といえば、「Microsoft Excel」。本来の機能としてはセルに入力した値を計算したりすることなのですが、格子状に並んでいるセルを見ていると、これを使って万年カレンダーを作れないか?ということで早速チャレンジ。
得意のネットサーフィン(ちょっと古い表現でしょうか?)でいろいろ調べたら簡単な関数でできました!!
ずーっと使える万年カレンダーの作成方法です。
万年カレンダーに使うExcel関数
=DATE(,,)
=WEEKDAY()
なんと日付を表す基本の関数でカレンダーが作れてしまうんですね。
万年カレンダーの作り方
1.まず、「A1」セルを年、「C1」セルを月として作ってみます。A1に2014、C1に1と入力します
2.「F1」セルに1つめの関数を使って・・・
=DATE(A1,C1,1)
と入力して「2014年1月1日の日付をまず出します。
3.具体的に月の表を作ります
・3の行に曜日(日・月・火・水・・・のように)を作ります
・その下に2つめの関数を使って・・・
=F1-WEEKDAY(F1)+1
と入力して、その週の日付を表示するようにします
※+1としたのは日曜始まりだからです。
・これを1週間分コピーします
コピーは数式を使ってA4+1で次の日、その他は式をコピーします
・次の週は前の週の最後の日のセル+1で数式を使います
・その右のセルはA5+1で次の日を作り、その他の曜日はコピーします
・・・・とこんな感じで5週間分作ります(1が月は5週あればOK)
ここまでで「年」と「月」さえ変えれば万年カレンダーが完成します
万年カレンダーを加工して見栄えを良くする
カレンダー表示するだけならいいのですが、このままでは何となく味がない感じですね!
ではちょっと加工してみましょう
まずは上記の2で作った式の結果が表示されないようにしてみます。
やり方は簡単、そのセルの文字色を背景と同じにするだけです
次に該当の月と関係ない日を違う色にしてみます。
これには条件付き書式を使います
・「書式」→「条件付き書式」を呼び出して・・・
「数式」が「=MONTH(A4)<>$C$1」となるように設定します
意味はA4セルから月のみの数字を取り出したときにC1へ入力したセルと同じ数字でなかったら・・・という意味です
上記の条件に見合わなかった場合の色を設定して完了!!
・・・それらしくなってきましたね
あとは曜日の数字を土曜日は青、日曜日は赤みたいにして書式をかっこよくして・・・完了です。
行を挿入したりすればメモのできるカレンダーも完成しますね
応用次第で上から下までで1ヶ月のカレンダーも作れそうですね
いろいろな使い方がありそうです
あとは絵や写真を入れたりして自分なりのカレンダー作ってみましょう!!
応用すれば、年と月を入れるだけのシートを作っておいて、次のシート以降に12ヶ月分のカレンダーを作っておき、年と月の数字を数式使って引っ張る・・・など簡単に増産できますよ!!