今やなんでも販売している感のあるペットショップ。夏場になればカブトムシにクワガタ、鈴虫、果てはザリガニなど昔はその辺で採れた昆虫たちも「買う」時代。
もちろんペット動物の代表格であるワンちゃん・猫ちゃんたちもショップへ行けば20や30いるのは当たり前になりましたね。
そんな時代になったから、そうだ!猫飼おう!!と思い立ったとき、最初に思い浮かべるのがペットショップなのは仕方ないところ。
でも本当にペットショップで買うのがいいの?やっぱり血統が大事?
裏話ですけど、ワンちゃんに関しては血統の管理をしている団体は国内では数団体と限られているので「血統書」なる戸籍のようなもの(あえてこんな表現します)の信ぴょう性は結構確かなものだと思います。大きくは「JKC(ジャパンケネルクラブ)」と「日本犬保存会」の2つでしょうね。JKCは血統の正確性をあげるために子犬の登録申請時にはDNA鑑定までしている位ですからある程度は正確だと思われます。
一方猫ちゃんの場合はというと、まだまだいろいろな団体が勝手に?血統書を発行している状態だと思われます。したがって、本当にその血統なのか?本当にその親から産まれた仔なのか・・・というと至って個人的意見ですが「本当かなぁ・・・」という状態だと思います。
まあ、ワンちゃん・猫ちゃんの血統にこだわる人は「この子〇〇のチャンピオンの仔なのよ~」なんて言うためのステータスみたいなもんですから、何に関するチャンピオンなのかもわからぬまま血統書の親や祖父母に「ch」と入っているといい血統だと思い込んでしまうんですね(言い方悪かったかな??)。
でも大切なのは「今から一緒に暮らす仔が自分の気に入ったスタイルなのか」ということ。性格はちょっと見たり触ったりしただけでは分からないですから容姿で選ぶというのは間違いではないと思います。
そこで提案したいのが、「猫ちゃんはショップで買わずに譲渡会で探そう!!」ということです。
私は毎日いくつかの動物愛護、特に猫ちゃんの保護活動を行っているサイトを欠かさず見ています。愛知県、とりわけ私の住む名古屋のサイトには目を通すようにしています。
その中で一番のおすすめはというとタイトルにも書いた「サクラねこ名古屋」さんです。
私は譲渡会に参加したことも、ミルクボランティアをしたこともありません。当然サクラねこ名古屋の活動に参加しているわけでもない、ただの猫好きの人間です。
このサイトは毎日あったことをほぼ毎日更新していて、何があったのか、どうしたのかがすごく細かく書かれています。
近所で捨て猫がいたといわれれば保護に向かい、定期的に保健所から猫ちゃんを引き取って病気にかかっていれば治療しながら新しい飼い主さんを探すという活動をされています。
中でのやりとりや里親さんとの関わりなど本当に細かく更新されていて、トライアル(お試し期間)が終わって正式に飼い主さんが決まったときなど、全く関係ないのに「やったー」って喜んだりしてます。
猫の保護活動を「愛誤」などという当て字を使って批判されている方もいますね。まあ人それぞれ考え方に違いがあるので仕方ないことだと思いますが、元々はどこかで放置された(悪い言い方すれば捨てられた)猫ちゃんが育って子供を産んで・・・の繰り返しなので、いくら見つけた猫を捕獲して避妊・去勢をしても次々に町へ猫が放たれているという状況なのですから、誰かが何とかせねば!!で皆さん活動されているのだと思います(中には・・・という団体もいるようですね)。
猫を放置する、勝手に外を出歩けるようにするといった飼い主の行為がなくなればそのうち巷の猫たちはいなくなるはずなのですが、そうなっていないのが現状なのです。
我が家にも猫ちゃんがいますが、この仔も地域猫のいる場所へ捨てられていた仔です。名前は「モモ」と言います。現在1歳と数か月です(この仔の生年月日が分からないのでこんな書き方しかできません)。
今はこんなにのんきに過ごしていますけど、もしも見つけて保護してなかったら・・・と考えると辛い気持ちになります。
そんな仔たちに「生きる場所を与えてあげたい」と思って活動している方が運営しているのが「サクラねこ名古屋」さんです。もしも猫ちゃんとの暮らしをお考えなら一度サイトを見てみてくださいね(名古屋以外にも活動されているところはたくさんあります)。
それから一緒に暮らしたら
- 絶対に外には出さない
- 外に出る可能性があるなら必ず不妊手術を受けさせる
という最低限のルールを守って次世代の責任が持てない不幸な猫ちゃんが産まれないようにしてもらえるようにお願いしたいです。