コード番号を整理したり、桁数を揃えて表の体裁を整えたい、検索する際に桁数が揃っていることで利便性が高くなるようにしたい・・・など、数字の先頭をゼロで埋めたい機会はたくさんあると思います。
「ユーザー定義の表示形式」で桁数を指定する方法が一般的ですが、今回は文字列化しつつゼロで桁数を揃える方法を紹介します。
びっくりする方法で簡単にこの処理ができる方法がありますので紹介します。excelなどの表計算ソフトであれば何でもできると思います。
例として・・・
表計算ソフトの
「A1」セルに 300
「A2」セルに 4252
「A3」セルに 859603
「A4」セルに 8885963
が入力されているものとします。これを10桁で先頭をゼロにして文字列化するには
=right(数字のセル+1000000000,10)
とするだけで・・・簡単に10桁でしかもゼロで穴埋めした文字列が作成できます。あとは値でコピペすれば処理完了!!簡単ですね。
要は影響しない桁(例の場合では10桁以上)の頭がゼロでない数字を足して、right関数で右から必要な桁数を指定するだけです。
いろいろ苦労していた方、是非試してみてください。
補足事項として、この文字列をExcelで数字として利用する場合は
=value(数値のセル)
とすれば普通に数字として計算に利用できます。
特に人が作った表を変更していく場合には、文字列なのか数値なのかが分からず、しかもある場所だけ文字列だったりしてエラー値が頻発ということもありますので、このvalue関数を使ってとりあえず計算の数式を使うときは必ず数値にするということを癖にするとより間違いのない表ができると思います。

