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自動車のタイヤがパンクしたときの交換手順と注意すべきこと

公開日:2017(平成29)年8月2日/最終更新日:

自動車のダッシュボード



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普通に走っていれば便利すぎる自動車。でもひとたび何等かのトラブルが起こると・・・もうお手上げですね。

車のトラブルで多いのがバッテリー上がり、キーとじ込み、タイヤのパンクです。

バッテリー上がりについては

で転ばぬ先の杖の用意に付いて書いています。

キーとじ込みは最近の車では少ないですね。

そうするとあと1つは、タイヤのパンクです。そんなのJAFや保険のサービス使えばいいじゃん!と思うかもしれませんが、こうしたレスキューを頼むとすごく時間がかかります(本当に途方にくれます)。

自動車はパンクしたときに自分で交換できるように工具やスペアタイヤ、ジャッキなど必要部品が常に積まれています。道具も部品もあるのに何時間もレスキューを待つというのはナンセンスですよね?

今回はタイヤがパンクしたときの処置について注意事項も含めて紹介したいと思います。

タイヤのパンクに気づいたら・・・

振動とガタンガタンという音がしますから多分気づかない人はいないと思います。車に違和感を感じたら安全で平らな場所へ車を停めるようにしましょう。

そんな場所はない・・・なんてときはコンビニなど目に映る近くの商店の駐車場などでも構いません。停めたら「パンクしたのでタイヤ交換のために場所をお借りしてもいいですか?」と言いに行きましょう。困ったときはお互い様、そう言って断るような店って???だと思います(いい人だとタイヤ交換を手伝ってくれたりします)。黙って作業したら間違いなくトラブルになりますよ。

自動車のタイヤがパンクしたときの交換手順

ドアや窓はすべて閉め、エンジンを切る(人が乗っている場合には降りてもらう)

ジャッキアップしたとき車は大きくたわみます。ドアや窓を開けておくと歪みが大きくなりますので閉めて作業しましょう。同時に同乗者も降りてもらうといいでしょう。

スペアタイヤ・ジャッキ・車載工具を出す

車によって位置も取り出し方もまちまちですからその場で見て判断してください。スペアタイヤ部分にはパンクしたタイヤとホイールは収まりませんから、スペアタイヤを止めていたブラケットなどが走行中に外れてしまったりしないかどうかも確認しておきます。同時にパンクしたタイヤを納めるスペースの確保と、汚れ防止の措置をしておきましょう。

ジャッキや車載工具も出しておきます

少しジャッキアップしてホイールナットを少し緩める

ほとんどの車の場合、左右前輪の後ろあたり、左右後輪の前あたりのドア下に切り欠きがあると思います。ここがジャッキを当てる場所になります。

車種によってはジャッキアップのポイントがなかったりしますから、事前に確認しておくといいでしょう(そうもいかないですけどね)。

ジャッキが車体に当たり少し浮かんだかな?位のところでホイールナットを少し緩めます。これをやらずにジャッキアップしてタイヤが浮いてしまうとナットが緩まない場合があります。

※タイヤが浮いた状態でないのに緩まないときは棒が水平になるようにレンチを当てて上から踏むと緩みます。
※稀に癖でサイドブレーキをかけない方がいます。サイドブレーキなしでジャッキアップすると車が動き出すことがありますので必ずサイドブレーキを引いているかを確認しましょう

タイヤが浮くまでジャッキアップしてタイヤを外す

タイヤが浮くまで車体を持ち上げたらナットを完全に外してパンクしたタイヤを外します。外したタイヤは寝かせてジャッキの近く、車と地面の間に置いておきます(そうすることで万が一ジャッキが外れるなどして車体が落ちてもタイヤ分だけのスペースができ、再度ジャッキが当てられます)

スペアタイヤを取り付ける

ねじの位置を合わせてスペアタイヤを取りつけます。ナットは手で締まるところまで締め、レンチで少しだけ締めます。(いきなりレンチで締めると斜めにナットが入っている場合ねじ山が潰れ、すごい修理代が発生します)。

終わったらジャッキを降ろし、ナットをさらに締め付けます。締め付ける力は規定がありますから力いっぱい締めればいいというものでもありません。とはいえ力を計るための道具はありませんので、対角線状(ねじが5個の場合は★を書くように)に締めていき上から踏まないと締まらないかな?位の力で締めればOKです。

あとは片づけをして完了!!場所をお借りしたときはきちんと挨拶しましょうね。

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すぐにパンク修理できない時の一工夫

スペアタイヤはあくまでもスペア(予備用)です。なるべく早くパンク修理してタイヤを元に戻すことが必要です。でもそんな時間がないという場合は一工夫しましょう。

それは、駆動輪でないタイヤをスペアタイヤにすることです。

最近の自動車のほとんどはFF式(前輪駆動式)です。そして、ブレーキをかけたときも前輪の方がより強力な力がかかるようになっています。

もしも前輪がパンクしたときは前輪にスペアタイヤを取り付けることを避けた方が無難ですから、前後輪のタイヤも入れ替えます。

とはいえ一度付けたものをわざわざ外すこともありません。要は交換前にローテーション(入れ替え)することを考えて作業します。

手順は

  1. ジャッキアップして後輪のタイヤを外し、スペアタイヤと入れ替える
  2. 前輪のタイヤを外して後輪から外したタイヤを取り付ける

だけです。前後輪のタイヤサイズや幅が大きく違う場合にはできないテクニックですが、最近の車のほとんどが同一サイズ、同一幅のタイヤなので問題ないでしょう。

以上、パンク時のタイヤ交換の方法でした。他の人の車に乗っている時にパンクしてもサッサッと交換できたら格好いいですね。ぜひ覚えておきましょう!!