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自動車の運転中ゲリラ豪雨に遭遇したら

公開日:2017(平成29)年8月2日/最終更新日:

自動車のダッシュボード



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もはやゲリラ豪雨という言葉も当てはまらない位毎日発生している集中的な雨。日本の道路排水設備は時間雨量50㎜を想定していますから、近頃起こる100㎜級の雨では簡単に冠水してしまいます。

もしも自動車の運転中そんなゲリラ豪雨に遭遇したら・・・「おお~~スゲェ」と動画を撮ってる場合ではありませんよ、一寸先は闇ですから・・・。自動車はいくら雨が降っても自分が濡れることがないのでついつい安心しがちですがいざという時はとても危険な乗り物です。万が一のトラブルに遭わないための方法をいくつか紹介します。

車から見る道路の危険度判定と対処

長靴で水たまりをバシャバシャしたときと同じで、車が水を跳ねて「ゴゴーーー」ってなるとときめく?方もいるでしょう(私もその類です)。

でもこの状態ですでに車は危険な状態にさらされています。

特にセンターラインや横断歩道などが運転席から見えない状態の時はその道路ではなく他の場所からどんどん水が流入している状態ですからより危険です。すぐに避難しましょう(その場で停まると更に危険です)。

ゲリラ豪雨によって洪水になった場合、川が氾濫するなど大規模な被害にならない限りは道路の排水さえされていけば回復します。大雨が降るのが1時間だとして長くても2~3時間あれば何事もなかったようになります(実体験済み)。そんな中走るのは危険です。もしも車が止まってしまったら??今急ぐ仕事や用事よりもまずは安全確保です(ゲームをするためにスマホがあるのではありませんよね?)。

避難するにの一番いいのは立体駐車場です。道路の高低差なんて分かりませんからいつもの道でも急に低い場所があるなんてこともあります。近くに立体駐車場のあるショッピングセンターなどがある場合は早いうちに逃げ込みましょう(雨が長くなっても食料やトイレなどの確保もできますから)。

もしも走り続けなければならない場合は

  1. 車間距離はいつもの何倍も取るようにしましょう
  2. 前走者を見れば道路の状態も把握できますし、前走者が止まっても対処できます

  3. 水の溜まっている場所は一定速度でアクセルを踏みながら一気に抜けましょう
  4. 自動車のエンジンに水が入ると当然ながらエンジンストップしてしまいます。空気の取り入れ口はエンジンの上にあるので大丈夫だと思われがちですが、問題はマフラー部分。途中で止まったり途中でアクセルを緩めることでマフラーから水が入ってエンジンが壊れてしまうこともありますので注意しましょう

    洪水の中を走った車はどうなる?

    車のダメージは実は後からやってきます。自動車は通常上からの雨(水)と多少の水たまりを走ったときの泥はねに対しては対策されています。が、水中を走ることは想定されていません。

    洪水になったときの水にはいろいろな物質が混ざっていますから、一番ダメージが大きいのは電源系統。つまり接点や電線の錆です。これは徐々に進行していきますからその場で何かというよりは何か月・何年か経ってトラブルになることが多いです。

    同時に普段水に浸かるはずのない部品も腐食に対して対策が施されているわけではありませんから傷んできます。

    最近毎日のように発生する熱帯地方のような豪雨、自動車に乗っているからといって慢心しないようにしましょう!!