夏場はキャンプやバーベキュー、冬場はなべ物などで大活躍のカセットコンロ。1家に1台位はあるのではないでしょうか?でも最近では電気式の卓上IH調理器などが普及してきているのでかつて持っていた方もどこかにしまい込まれているかもしれませんね。
そこで「そういえばカセットコンロとボンベがあったなぁ」なんてどこかから引っ張り出してきて今日のなべ物に使おうと思っている方、その器具やボンベは大丈夫ですか??
毎年のように春と秋にはテレビなどで注意喚起されているので使用するときには特にボンベの状態と使用期限に注意しましょう。
一般的にカセットボンベの使用期限は製造後7年程度ですので、この記事の公開時期から考えると製造年月日が2010年以前の物は使わない方が安心だと思います。
ちなみにイワタニのカセットガスの場合はボンベの底に製造年月日が記載されていて
- 2004~2012年のもの(数字部分は6桁)→年年月月日日(YYMMDD)
- 2013年~のもの(数字部分は8桁)→年年年年月月日日(YYYYMMDD)
という風に若干表記方法が違うようですから見た目に大丈夫でも確認するようにしましょう。また、これ以前のものは製造年月日が5桁だそうなのでそれは絶対に使わないようにした方がいいと思います。
それから、製造日から7年程度経過していなくてもこちらのページに写真付きで出ているような状態のものは危険なので使わないように注意喚起されています。
カセットボンベの処分方法
ガスが残っているけど不燃で捨てればいいよね??これ非常に危険です。回収車の荷台から火が出たなんてニュースもたまに見ますけどこういうのがほとんどの原因です。
ではどうやって捨てればいいのか・・・そうそう缶だから穴を開けて・・・これも危険ですから絶対にやめてください。
正しくは
風通しのいい屋外でコンクリートなどにノズルをななめ下に向けてシューーーーっと残ったガスを出す。そしてガスは冷えて出にくくなることがあるので時折振って完全に出してしまうことが大切です。
イワタニのガスでは振ったときに音がするものはガスが残っている証拠とのことですから、振りながら出しながら・・・で完全にガスを抜くようにしましょう。
ガスを抜いた後は各自治体の方法に沿って捨てるようにしてくださいね。