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深夜に降り積もった車のガラスの雪を効率よく溶かす方法 ~年に数回雪が降る地域に限る~

公開日:2017(平成29)年11月26日/最終更新日:

都市部の積雪



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常時雪が降っているような寒冷地では全く役に立たない情報です。当サイトを運営している私は名古屋在住。名古屋はだいたい毎年数回雪が降り、雪が降ると交通は大混乱!!特に「いつも運転してないのにこんな日に限って車で動こうとする人」や「スタッドレスタイヤだから大丈夫!!なんて過信して事故起こす人」などが事故を起こしたり立ち往生したりしてそりゃぁもう大変なことになります。

とはいえ降ったとしても1日で10センチ~20センチ、積もるのはせいぜい10センチ程度なので雪の多い人から見たら「何でこんだけで大混乱なの?」と思えてしまうでしょう。でも名古屋と似た地域ではやっぱり大変なんです。なにせ慣れていませんからね。

まあそんな日は車で動かないのが鉄則ではありますが、よんどころのない事情によって動かざるをえなくなったとき、最初にどうしたらいいのか分からないのが自動車のガラスに積もった雪の撤去。これどうしてます??

よくあるパターンとしては

  1. いらないカードなどの硬くて薄いものでガリガリ取る
  2. 市販されているガラス用の解氷剤で処理する
  3. 上の雪をさっと取ってあとは室内を温めてひたすら待つ

といったところでしょうか?別に雪が取れればなんでもいいのでどれも正解と言えば正解です。

例えばガラス用の解氷剤というと

冬季商品窓ガラスの氷・霜をまとめて素早く溶かす強力タイプの解氷スプレーです。 再凍結を防ぎ、-40℃でも凍らない高濃度タイプだから、朝霜や凍結等が多い寒冷地に最適!使い終わるまでパワフルな噴射力を維持します。 キャップは、氷・霜の除去に便利なスクレーパー形状です。
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などがありますね。表面の雪を取った後残った雪というか氷を化学的に取ってしまう便利グッズですから車に積んでおいて損はないかもしれません。

でも私がやる方法と器具は違います!!これは濡れて氷付いたガラスに雪が積もった場合には通用しない方法ですのであくまでも新雪用ではありますが、これを持っていると本当に簡単に寒い思いをすることも少なくガラスに積もった雪を取ることができるんです。その器具と手順を紹介します。

車のガラスに積もった新雪を簡単に除去するための器具と方法

まず用意するのは柄の付いたワイパー。丁度車のワイパーを手で持てるようにしたようなものなどいろいろなものがあります。

柄の向きや形状、幅などいろいろなものがありますからいろいろ見て決めるといいと思います。使うのはこれだけです。

そして、外に出てびっくり!!の雪があったらこれを使って

  1. ガラスに積もった雪を落とす(逃がす)ため、ボディ部分や天井部分、庇部分の雪を払い落とす
  2. ガラスに積もった雪をなるべくひとかきで落とす

たったこれだけの手順です。よく間違うのはいきなりガラスの雪を落とそうとすること。そうすると雪の逃げ場がなくなってしまうのでガラスの淵に雪が溜まってしまい、それを解かすのに苦労します。

また、車のエンジンをかけて温めて・・・と考えるとガラス面の雪が氷になってしまい、外気温で冷やされてガラスに固着してしまう失敗。こうなるとなかなか取れませんから、何をも差し置いて雪の状態のうちに払い取ることが大事です。

もう1つ言うと、車の進行方向に向けて雪を落とさないこと。ちょっと考えたら分かることではありますが、結構車の前後に雪を落としてしまい、発進しようとしたら雪を噛んでしまってスタック・・・なんてこともありますから、走り出す方向を考えて雪を落とせればベストです。例えば後退で駐車している状態から左へ進むなら後ろと車の右側に雪を落とすといったような感じです。ちょっと気を付けるだけで雪を落とした後のトラブルも防ぐことができます。

ちなみに雪が深くてタイヤが空転してしまうときにはタイヤの空気を1/3程度抜くとグリップ力が増すので回避できることが多いですから予備知識として持っておいて損はないと思いますヨ。ただしこれは緊急避難的な方法なのでそんな状況の中で車を使うのはできれば避けたほうがいいと思います。

あとは目的地までなるべく大きな道でなるべく起伏のないルートをあらかじめ考えてから向かうとトラブルを最小限に抑えることができますし、車がたくさん走った後の圧雪&氷の中を走るよりは新雪の上を走った方が運転や制動はしやすいと思いますから早めに出かけるようにしましょう。

以上簡単でしたが車のガラスに雪が積もったときの対応方法でした。