Google Analyticsのリファラーに見慣れないものがありました。「tweez.net」というリファラーです。
早速テキストで検索をかけてみると(前後に”をつけることで文字として検索できるので変なサイトへアクセスする危険性が少ない方法)、Twitterのツイートをキャッシュしているサイトらしい・・・。サイトの説明文を引用すると
Tweezはツイートを保管し、ブログのように表示・閲覧できるサービスです。
ツイートのアーカイブ表示、統計、全文検索など便利な機能を提供します。
というものらしいです(引用はリンクを張るのがルールなのは承知していますが、得体の知れないものに発リンクを張るのもどうかと思うので、リンクは張っていません)。でも少し調べたらなんだか怪しい(あくまでも私見です)感じですね。私が怪しいと思った事柄をいくつか書きます。全うなサイトなら見つけて反論してくることもあるでしょうからね。
企業やまっとうなサイトならWhois情報を隠す必要はないはず・・・
いつもサイト所有者を知りたいときに利用している「Domaintools」。独自ドメインの所有者が調べられるサイトで企業などのサイトで本当に本物のサイト?と不安になったとき調べるようにしているのですが、これで「tweez.net」を調べたところこちらというリンクのような結果に・・・。通常逃げも隠れもしないサービスだったら、少なくとも登録者名や登録者組織には名前が入っているものです。でもそれぞれWHOISGUARD PROTECTED 、WHOISGUARD、INCとなっているので個人でやられているサイトか、何か知られたら困ることでもあるのか・・・という印象。
リファラーが来た段階ですでにツイートがキャッシュされている
まあ、怪しいところでもなさそうなのでアクセスしてみたところ、普通のサイトでした。登録なしでお試しができるようだったので、私のアカウントを入力してみたら・・・
まあまあ!過去のツイートが丸っとページ要素になっていますねぇ。しかもソースを見るとツイートの埋め込みではなく完全にパクっているのでは??という感じ。そこからキャッシュを削除できるとのことでしたので即刻削除しました。
保存サービスなら「申し込んでから保存」が普通だと思うが・・・
普通、何等かの資産(ツイートやブログの投稿などもれっきとした資産だと思います)を利用したり、保存をしたりする場合には責任の所在を明らかにした上で、許可されてから(会員登録などを行った上で)掲載したり保存したりというのがルールだと思うのですが、勝手に使っといて「削除したかったら削除できますよ」という感じになってます(私的にはそう感じられます)。
サイト内にもサイト所有者に関することは何も書かれていない
サイト内をいろいろ見てみましたが、どこの誰が運営しているのかが何も書かれていません(会員になっていないので会員になればとも思ったのですが、知らない人のサイトに登録しますか??)。
ひとまずキャッシュ削除したら検索しても結果ゼロになったので一安心ですが、何日か放置してみて再びキャッシュ(というと聞こえがいい・・・)しているようならちょっと対策を考えないといけないですね。また逆に作成者から反論があった場合もやりとりして見たいですね。
ツイートに限らず一生懸命書いているものを簡単に自身のものとして利用する・・・ということに対して憤慨してます!!