この記事を書くのは2017年10月22日に行われる衆議院選挙の公示日なので、動機としては今回の選挙のことになるのですが、どんな選挙でも使える知識なので備忘録として書いておこうと思います。
突然ですが、「有効投票数」ってご存じですか??文字通りきちんとした投票の数ということなんですけど、計算方法はちょっと違うんですね。
<有効投票数の計算式>
有効投票数=投票総数-無効投票数
計算のニュアンスが違うの分かりますかね?
つまり〇〇さん(比例の場合は〇〇党)ときちんと書かれ、落書きやミスのない票の数を数えたものではなく、落書きや書き間違えや白紙のものも含めた「投票総数」からこれらの「無効票」の数を引いたものになります。
計算上は一緒でしょ!!その通りです。でも違いが出るのは「投票総数」。
投票率ってご存じですか?
計算式は投票総数/有権者総数
つまり入れる候補者がいない場合でも投票所で白紙の票を入れれば投票率には反映されるのです。
投票率が高い=その選挙への関心が高いと単純に言えますね。でもその中で有効だった票があまりにも少なかったりしたら・・・政治への失望感ということの現れになるのです。今まであまりメディアなどで取り上げられなかったのは気にするほど無効票の数が多くなかったからで、もしも投票率が90%だったのに、無効票の数がそのうちの50%だったら・・・メディアで大々的に取り上げられ、今の政治体制に一石投じることになるのではないでしょうか??
そして公表されることはあまりないですが、候補者の獲得した票数を投票総数で割れば実際にその選挙地域(選挙区)でどの位の人がその候補者を支持したかなんてのも分かるわけですから、棄権して投票率を下げ、政治に無関心と思われるよりも、きちんと「入れる人がない!」という意志表示をして、世の中を変えるきっかけになればと個人的には思っています。
選挙に行かなければ棄権となりこうした数字には反映されませんから、もしも支持したい候補者がいなくても白紙を入れるために投票に行くべきだと思います。
今回の選挙では残念ながら今回の新党云々によって私の支持する政党の方が候補者にはいないため、投票に行かなくてもいいかなという判断を一旦はしましたが、このように少しでも意志表示ができるなら・・・白票を投じに行きたいと思います。
いろいろとネットで調べただけなので私の認識違いかもしれませんから、自身でも調べてみてください。こうして調べるという行為をする段階で私も政治に少なからず関心があるんだなと実感できました。