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インデックス確認で使うGoogleの「site:」コマンドで表示されるページタイトルの順番

公開日:2015(平成27)年5月27日/最終更新日:

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先日大がかりなパーマリンクの変更とリダイレクトの設定を行った当サイトですが、サイト作りをしている人ならだれでも知っているGoogleでのインデックス状況を見るコマンド「site:」で登録されている記事の一覧を見ていて、表示順に大きな変化がありました。

ちなみにですが、「site:」コマンドでは、サイト全体のこともわかりますが、WordPressで固定ページを階層化していたり、カスタム投稿タイプを作っていたりするとスラグ構造が「サイトURL/階層/ページスラグ」となるので、「階層」までのURLを指定すればその階層でのインデックス状況が分かるので重宝します。

検索エンジンのアルゴリズムが分かるわけではないので決定的なことは言えませんが、この順番には意味があるのか?と思い調べてみると、いくつかの決定要素があるということが分かりました。

Google indexの表示順序の決定要素

ポイント部分だけですが・・・

  1. site:検索は、他のページが順位付けされるのとまったく同じ順番では順位付けされない。
  2. PageRankの要素をおおまかに使っているが、きっちりとしたPageRankの順番ではない。
  3. URLの短さも影響がないとは言えない。ルートページや、1階層下のページが該当する傾向にあるのはこれらのページにリンクが集まりやすい傾向にあるからとも言える。
  4. PageRankやURLの短さ、ルートページへの近さ、こういった要素の組み合わせで決まる。
  5. site:の並び順は、興味関心を引くかもしれないページを比較的よく表すものだけれど、完全なリストではない。

・・・見ているとサイトの中のページ重要度と関係があるようなないような微妙な感じですが、a-z順などではないわけですから何等かのフィルターによる並び替えがかかっているのは事実です。

現にパーマリンク変更してURLを出来る限り短くしたら、表示順が変わったわけですし、何よりアドレスバーの表示がきれいになります。日本語はマルチバイトの文字なので、日本語タイトルのままをスラグにしてしまうと、最低でも日本語1文字=英数字2文字になってしまいます。20語の日本語文字列での英数字変換スラグは40文字以上になってしまうわけですから「%2&525e%」みたいな意味不明の文字列になり汚い感じになってしまいます。

さて、気になるところとしては、この表示順とアクセス数が比例るのか?ということですが、日々クローラーが巡回していて順位も変動していくので何とも言えませんが、英語での扱いが主なクローラーが拾った情報に対して分かりやすくしておくことは、私のようにいろいろなジャンルについて1つのサイトで書いている場合、どんなジャンルの記事があくまでもGoogleにとって重要度が高いのかという基準にはなるのかもしれません。

パーマリンク変更前まではタグページやカテゴリーページが先頭あたりに来ていたのが、変更後には個別の投稿が前方に来ていることからすると、1つ1つの記事やページがサイトの中の要素として認識されてきた(Googleとお友達になってきた?)証拠だとは感じます。

こうした変化は必ずしもアクセス対策にプラスになるとは言えませんが、やってみて価値のあると思われる、向上すると思われる事柄については「スパム」だなんだと気にする前にやってしまったほうがいいと思います。

余談ですが、WordPressで何百もの記事を1つの投稿タイプ(最初からある「投稿」)で書き続けると、この「site:」コマンドで絞り込んでインデックス状況を確認することができません。カスタム投稿タイプを使ったり、階層表示できる固定ページに不変的な記事は移動したりすると状況把握がより簡単になります。
カスタム投稿タイプを作るには

「投稿」から「固定ページ」へ投稿タイプを変更するには

の記事が役に立ちますので参考になさってください。

著:清水 由規, 著:清水 久美子, 著:鈴木 力哉, 著:西岡 由美, 読み手:星野 邦敏, 読み手:吉田 裕介
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