これは本当かも知れないという情報です。記事が検索ヒットして訪問されるにはまず検索エンジンクローラーが巡回してきて記事がインデックスされる必要があるのは周知の事実ですが、実はこれでは情報が中途半端だと思います。
私はいくつかのサイトを運営しているのですが、アクセスのあるサイトとないサイトで明らかに違う点に気づきました。それは、
- 検索エンジンクローラーの巡回頻度
- クローラーがどれだけ深読みしてくれるか
ということ。記事投稿の際にpingを送ったりPush系のプラグインでインデックスを早めたりすることはできるのですが、その先は?ということです。いくら検索候補に登録されても実際に検索された画面で上位に表示されなければ永遠に訪問されることはありません。実はインデックスされてからが重要なんだという記事です。
WordPressにはこの「後」を知る便利なプラグインがあります
特に上の記事に書いてある「Google Bot Bling」を使うとどれだけ検索エンジンクローラーが深読みしてくれているかが一目で分ります。このプラグインはGoogleの検索エンジンクローラーがどれだけのページをクロールしたのかを定期的にメールで送ってくれるのですが、送られてきたメールをいちいち全部読む必要はありません。
送られてきたメールにはクロールされたページがずらっと並んでいるのでメールサイズを見れば、どの程度のページが読み取られたかがすぐに分ります。そしてアクセスが上がってくるサイトは特に記事を大量に追加しなくてもメールの大きさが日に日に大きくなります。
逆にアクセスの少ないサイトは一生懸命コンテンツの更新や追加をしても一向にメールのサイズが増えません。1つのバロメーターとしてこのプラグインを使わない手はないと思います。
また、一日何回位クローラーが来ているかという巡回頻度もアクセスアップのバロメーターになると思います。同じく
で紹介している「Bot visits counter」はGoogleのみでなく世界にある代表的なクローラーがいつ巡回したか、プラグイン有効化後に何回巡回したかを知ることができます。メール容量と同様に検索エンジンが「このサイトは重要性が高い」「有用なサイトだ」と判断すると頻度がどんどん増していきます。
実際にどう対策するか
最終的には訪問してくれた人が「いい情報だった」と思われるものを目指すわけですが、この「いい情報」と思われるためには記事を単独で存在させるのではなく、関連したものを表示したり、記事の内容の一部を紹介している他の記事を紹介するリンクを張ったりすることが重要になると思います。前者はプラグインで自動的に表示可能ですが、後者は自分でコツコツ設定していくしか方法はありません。
本当に意味のあるリンクかどうかは読者が判断してくれますし、キーワードなどを元に「本当に関連があるの?」というのはクローラー自体も巡回しながら判断していくと思われますので、無効な内容(全く関係のない内容)ではない内部リンクを増やす分には巷でよく言われる
「内部リンクの張りすぎは検索順位を下げる」
ことはないと確信しています。
当サイトは比較的文中にリンクを多用しますし、その他関連記事の表示、ランダム記事の表示などリンクだらけですが、改善と工夫を繰り返しているうちにだんだんアクセス数が上昇していますし、検索ヒットされて訪問される数も増えていますから。記事を一生懸命追加しているのに一向にアクセスがないと悩んでいる方はぜひ試してみていただきたいです。