無料や有料のブログサイトに比べ、WordPressなどのブログ&サイト構築ツールはCMS(コンテンツマネージメントシステム)と呼ばれ、サイトの構築やカスタマイズがしやすいのが利点です。
中でもWordPressは無料でパワーアップできるプラグインや外観をきれいに見せるテーマが多数配布されていて、作っているうちに内容を充実させるはずが知らぬ間にプラグインの虜になっていることも少なくありません。
しかもWordPressはGoogleなどのサーチエンジンロボットと相性がいいといわれており、言うことなし!!ともいえるCMSなのかもしれません。
最近ではレンタルサーバーでも簡単にインストールできるようになったので、元々簡単にインストールできるツールがさらに使い始めやすくなっています。
で、無料ブログから脱却してWordPressに環境移行して、どんどんアクセス集めよう!!と始めた方が挫折してしまうことがよくあります。
WordPressでサイトを作り始めた頃にアクセスが集まらない原因は
1.ドメイン自体が新しい(歴史が浅い)
2.無料ブログのようにブログの集まりの中の一部ではない
です。
では、どうやってアクセスアップを狙うのか。まず1のドメインについては使い続けていくしかないので我慢するとして、2に注目していきます。
無料ブログはサービスの中にランキングがあったり、もともとトップレベルのドメイン(Seesaaブログならseesaa.net)が歴史があるので重要視されやすいことが自分で立ち上げたWordPressサイトとの大きな違いです。
これを払しょくするにはしばらくの間我慢が必要です。
やるべきなのは
- 外部のランキングサイト(日本ブログ村などが有名)へ積極的に参加する
- TwitterやFacebookに新規の記事が同時投稿されるようなプラグインを入れる
- WassUpなどの解析プラグインを使ってアクセスの分析を行い、記事のメンテナンスを行う
です。
今回は特に3に注目します。
アクセス解析ツールやプラグインでは、何処から、どんな単語でアクセスがあったかがわかります。
そのページへのアクセスは、Googleなどが検索アクションに対して重要だと思われる順に表示され、それを見た人がクリックすることでサイトへの訪問者が獲得できるというのは当然のことです。
が、その検索単語(キーワード)が、記事を書いたときに付けたキーワードと違う場合があります。これは、検索エンジンが検索単語の内容と記事本文やタイトルの整合性を見て検索結果を出しているからで違うことがあってしかるべきです。
この「検索された単語(キーワード)と記事に付けたキーワードの差」を埋めるためにメンテナンスを行っていきます。つまり、検索エンジンにあいまい検索されてアクセスを獲得できた部分を「必然のアクセス」に変えていくわけです。
一度完成して投稿した記事を編集していくことは大変な作業だし、できれば次の記事を・・・と思うところですが、新着記事がインデックス(検索エンジン経由でヒットするようになる)時間もかかってしまうし、それがアクセスされる記事かもわからないわけですから、せっかく検索エンジンがくれたヒントを100%活用するわけです。
WordPressのテーマの中には閲覧用のページや投稿(普通にアクセスしてくれた人が見るページや投稿)の末尾に編集できるようにボタンを実装しているものや、そういう機能を追加するプラグインもたくさん出ていますので、
アクセス解析のキーワード→検索されたページの表示→編集
という順序でしていけば何百も記事のあるサイトでも簡単に編集作業ができますので、せっかく書いた記事をどんどんブラッシュアップさせてアクセス倍増を狙いましょう。
ある程度記事や固定ページのボリウムがあるのであれば、
も参考になると思います。