記事を投稿するときにうっかり忘れてしまいがちなのがアイキャッチ画像。特に記事一覧やウィジェットなどでアイキャッチ画像を表示するようにしているサイトでは必須項目なのですが、記事を書いてカテゴリー設定して、タグを設定して、キーワードや抜粋を設定して「よし、投稿!」・・・あ!アイキャッチ画像忘れてたということ多くありませんか?
防止策として「Auto Post Thumbnail」などのプラグインを使って自動的に1つ目の画像をアイキャッチとして登録する方法もありますが、そもそも画像が何もなければやっぱりサムネイル画像は登録されません。このうっかりを防止するにはあらかじめデフォルトで画像登録をしておくのが一番です。
決まったアイキャッチ画像(サムネイル画像)を記事作成時に挿入する方法
新規に記事を投稿するとき、何も設定しなくてもいつも同じアイキャッチ画像を表示しておき、違うものを設定したい場合のみ変更して使うためのコードです。「ここに画像のID」となっているところに、標準のアイキャッチ画像として表示したい画像のIDを入力して保存します。functions.phpに下記のコードを追加することで動作します。
add_action( 'save_post', 'save_default_thumbnail' );
function save_default_thumbnail( $post_id ) {
$post_thumbnail = get_post_meta( $post_id, $key = '_thumbnail_id', $single = true );
if ( !wp_is_post_revision( $post_id ) ) {
if ( empty( $post_thumbnail ) ) {
update_post_meta( $post_id, $meta_key = '_thumbnail_id', $meta_value = 'ここに画像のID' );
}
}
}
「ここに画像のID」となっているところに、標準のアイキャッチ画像として表示したい画像のIDを入力して保存してください。
functions.phpへ安全にコードを追加するために
functions.phpはWordPressの動作に必要な関数というのを格納しておく大切なファイルです。このファイルの編集に失敗すると画面が真っ白になって操作できなくなります。変更前にバックアップを取っておけば不具合が起きたときに元に戻せますが、大事なときに限ってバックアップを取り忘れるものです。そんな不具合を最小限にするためにWordPressには便利なプラグインがあります。functions.phpにコードを入力して動作するプログラムの塊のことを「スニペット」といいますが、このプラグインはスニペットをfunctions.phpに挿入したりスニペット毎に管理できるプラグインです。このプラグインには簡単な構文エラーチェック機能も備わっていますので、これを使うことでより安全にスニペットを追加することができます。
テーマのfunctions.phpへ挿入するコードを管理するプラグイン「Code Snippets」
コード追加に不慣れな方にはプラグインもあります
functions.phpは重要なファイルですので安易にコード追加するとエラーが出て管理画面に入れないなどの不具合が発生する可能性があります。
【WordPress】テーマのfunctions.php編集に失敗して画面が真っ白になったときの対応
で対処方法は解説させていただいていますが、できれば安全に使用したいもの。そんなときに役立つのが以下のプラグインです。
投稿公開時に決まったアイキャッチ画像を自動で挿入するプラグイン「WordPress Auto Featured Image」
また、自動登録されたアイキャッチ画像を後から簡単に変更できるプラグインもあります
管理画面でアイキャッチ画像が簡単に変えられるプラグイン「Easy Featured Images」
WordPressのプラグインは探せば探すほど便利なものがいっぱいありますね。