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【WordPress】標準機能の「クイックドラフト(下書き)」を活用しよう

公開日:2015(平成27)年4月3日/最終更新日:

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WordPressのみならず、ブログやホームページを運用している方の悩みの種が、

「最初のうちは何でも記事になって更新できたけどだんだんネタがなくなってそのうち更新すらできなくなって放置して・・・」

ということではないでしょうか?

要因として一番なのは、ブログやホームページを運用した直後は

「記事をたくさの人に読んでもらいたい」

とか

「商品を紹介してお小遣い稼ぎでもしてみよう」

といったことがきっかけなので、それに向かって一日に何記事も書いたりしていたのだと思います。

これがなぜ書けなくなってくるのか・・・

答えは

「自分で勝手に敷居を上げている」からなのでは?

かくいう私もその一人なのですが、

ブログやホームページを作っているうちにだんだんとデザインとか機能性とかに目が行ってしまったり、アクセス数などがアクセス解析ツールによって明らかになって、そのアクセス数の少なさに愕然としたりと、当初やる気になっていた要素を殺ぐ事実がどんどん蓄積されていくにつれてだんだんと

「どうせ記事書いったって誰も読んでくれない(商品を販売するサイトならまったく売れない)から放っておこう」

となってしまうのです。

特にWordPressは無料で提供されているテーマ(外観)やプラグイン(追加機能)がたくさんあって、それらを使って見栄えや機能美に魅せられているうちにどんどん時間が過ぎて、肝心の情報を作ることに対しておろそかになってしまう感じがします。どうですか?

そもそもたくさんの商品を掲載するサイトは「楽天市場」だの「Amazon」だのといった

たくさんの人が時間とお金をかけて作っている専門通販サイト

にはなれませんし、

ニュースサイトのような情報力があるわけでもありません。

ましてや、「まとめサイト」のようなものを作ってアクセスを集めるなんていう技術もありません。

大量にあふれている情報のうちのほんの一部の隙間にほんの少しだけ参入しているだけの状態なのです。

そう考えると、アクセスがあるだけでもありがたい、サイトとして存在しているだけでも儲けものと思って取り掛かったほうがいいのではないかということがわかってきます。

ある有名芸能人の言葉に

「自分がやり続けている間に他の人が辞めてったから成功した」

というのがあります。サイト作りは最初からテーマを決めてそれを必ず守らなければならないものでも、それを期待されている訳でもないものだということを理解した上で、

継続する

ことで何かの役に立ったり、ある日突然注目されたりということが出てくると思います。

ですから、変な情報に踊らされないで、書きたいことを書くのが一番だと思います。同じサイトの中に通販の要素があっても、趣味の要素があっても、主張の要素があってもいいと思います。文章を書く練習と思えば気が楽になります。

・・・・と前置きが長いわりにここからが本題なのですが・・・

本題は一瞬で終わります。

WordPressには管理画面の最初に「クイックドラフト」という画面がパーツとして表示されています。通常では何の気なしに管理画面の下のほうに追いやったり、表示を消したりしてしまいがちですが、これが実は「自由に記事を書く」ことに非常に役立ちます。

ブログ記事を書くときは、

「よし、今日はブログを書こう」として、

サイトを立ち上げて、記事の新規作成をクリックして、となり、

真っ白な画面に何かを書いていく・・・

という流れになるものですが、WordPressのダッシュボードにはいろいろな誘惑があって、

「このプラグインは何だっけ?」とか

「先にデザインを見てみよう」とか

「アクセス解析の結果を見てみよう」とか

いろいろありますね。そうしている間に書く気がなくなっていく経験は私自身も数知れずです。

そんな時に「クイックドラフト」は役に立ちます。

何かを思いついたときに、ちょっと書いて下書きとして残しておくという単純なツールです。

が、思いついたときというのが肝心で、「書こう」と思っても書けないこともちょっと残しておくだけで、あとから

「この下書きを公開できるように記事を書き足そう」となるのです。

実はこの記事も1週間位ドラフト(下書き)のまま放っておいた記事です。なんとなく思ったことを書ける分だけ下書きしておくことで、後々公開できる「記事」になる可能性があるのです。

WordPressで記事がどうしても続けられない皆さん、ぜひ活用してみてくださいね。