誤って編集しないよう特定の固定ページを一覧から非表示にするプラグイン「Hide Specific Pages from Dashboard」

公開日:2018(平成30)年4月3日/最終更新日:

WordPress Plugin



WordPressで作るサイトを一人で管理している場合には問題になることはまずないと思いますが、複数の「編集者」権限以上のユーザーで管理するサイトの場合には固定ページの作成・編集・削除ができてしまうので、うっかりミスで編集してしまったり、最悪の場合削除してしまったり、スラグを変更してしまって他の記事からのリンクが切れてしまったり・・なんてことが発生しかねません。

そうなる前に編集や削除をされたくない固定ページは非表示にしておきたいもの。【Hide Specific Pages from Dashboard】は特定の固定ページを簡単に表示/非表示の切り替えができるようにするプラグインです。「設定」メニューから操作をするため管理者権限以外のユーザーでは設定の変更ができないようになっているのも優れたところだと思います。

固定ページ一覧に表示されなければ「この固定ページどうなってるんだろう??」なんて好奇心から開いて・・・ということもなくなりますからトラブルを未然に防ぐための良い手段だと思います。

【Hide Specific Pages from Dashboard】プラグインの基本的な機能・できること

  1. 固定ページ一覧から指定した固定ページを非表示にする

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【Hide Specific Pages from Dashboard】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

【Hide Specific Pages from Dashboard】プラグインは日本語化が可能な言語ファイルが同梱されていますので、翻訳を行えば日本語での使用が可能ですが、設定項目が少ないので特に必要ないと思います

【Hide Specific Pages from Dashboard】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

【Hide Specific Pages from Dashboard】プラグインの基本的な使い方

使い方はこれでいいの?と思うぐらい簡単です

ダッシュボードから「設定」→「Hide Pages」を開き、非表示にしたい固定ページの選択(逆に再表示させたい固定ページの選択)をするだけです。公開済みの固定ページであればいくつでも指定できます。

設定画面はこんな感じです。

誤って編集しないよう特定の固定ページを一覧から非表示にするプラグイン「Hide Specific Pages from Dashboard」|Knowledge Base

上のドロップダウンメニューから非表示にしたい固定ページを選択して「保存」をクリックするだけです。

逆に非表示になっている固定ページが下の一覧に表示されるので選択して「保存」をクリックすれば再表示されます。

プラグインのテスト環境&個人的評価

最後に【Hide Specific Pages from Dashboard】を動作確認した際の環境と個人的な評価を書いておきます。導入の検討や参考になれば幸いです。

テストした環境

個人的な評価・感想ほか

  1. 設定のしやすさ:★★★★★
  2. 使いやすさ:★★★★★
  3. おすすめ度:★★★★★

単純な設定で簡単に固定ページを非表示にできる(逆に簡単に表示できる)のが魅力のプラグインです。

これからはじめる人・駆け出しのWebデザイナーに向けて シリーズ27万部以上の大ヒット! 「1冊ですべて身につく」の最新作が新登場! 今度は世界中で大人気のWordPress! この本でWebサイトが作れる!著:Mana
¥2,200 (2023/11/25 13:23時点 | Amazon調べ)
WordPressによるWebサイト制作のための,究極のレシピ集が登場。制作の現場で使われる定番テクニックからプロ技まで,余すところなく集めました。著:狩野 祐東
¥2,997 (2023/11/28 03:37時点 | Amazon調べ)