「HTML entities button」は、記号や矢印などの特殊文字をボタンで挿入できるほか、絵文字や顔文字のボタン挿入ができるプラグインです。特に絵文字や顔文字の挿入は特殊コードをいちいち覚えているわけではないので、このプラグインを使うことで気軽に挿入できるようになります。
【HTML entities button】プラグインの基本的な機能・できること
- 記号や矢印などの特殊文字をボタンで挿入できる(<>∞√など)
- コード説明などに使う特殊文字を文字⇔特殊文字相互に変換できる
- 絵文字や顔文字のボタン挿入ができる( 😀 👿 🍝など)
- エディタの文字サイズと文字種を変更できる
- 最近作ったコンテンツのリンクを一覧から挿入できる
「プラグインを削除したら絵文字などが表示できなくなるのでは?」と思うかもしれませんが、特殊文字を生成してコードを挿入するだけで特にプラグインに依存することがありませんから、不要な場合にはプラグインを削除しても普通に表示できます。
本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ
WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。
さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。
そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。
本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
- テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。 - プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
- このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
- プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)
【HTML entities button】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
【HTML entities button】プラグインは有効化すると日本語で使用できるようになっていますので、英語が分からない方でも安心して使えます
【HTML entities button】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。
WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。
「設定」→「HTML entities button」から、
- テキストエディタへどの項目を表示するかの設定
- エディタ上のフォントを変更する場合のフォント設定
の2つを行います。
【HTML entities button】プラグインの基本的な使い方
テキストエディタ上に下のようなボタンが追加されます(追加項目は設定によります)
左から
- 特殊文字コードから特殊文字への変換
- 特殊文字から特殊文字コードへの変換
- 特殊文字をコードとして挿入
- 顔文字の挿入
- 絵文字の挿入
- 最近公開したコンテンツのリンク
- テキストエディタのフォント
- テキストエディタの文字の大きさ
が追加され、プルダウンメニューからいろいろな記号や顔文字、絵文字が挿入できたりするようになります。
【HTML entities button】プラグインの便利な使い方・カスタマイズ方法など
より便利に使うカスタマイズ技やテストサイトで使用した結果や感想、WordPressのプラグイン公式配布ページには書かれていない事柄などを紹介します。
ショートコードの説明をするとき、そのままショートコードを書くとプラグインが動作中のときは結果が表示されてしまうため、&#x5b;という特殊文字を先頭の[の代わりに使うことでどんな場合でもショートコードそのものが表示できるようになるのですが、特殊文字コードの中にこの記号が存在しないのがとても残念ですが、通常はあまり使う機会がないでしょうから仕方ないと思ってます。