WordPressに限らずサイト内の回遊率を上げる(直帰率を下げる)のに役立つ手法として関連記事の表示があります。
通常WordPressの関連記事はサイドバーウィジェットや本文下へ表示するもの。でもその関連記事は本当に効果的なのかというのを考えたことはありますか??
今回紹介する【Inline Related Posts】は投稿本文のところどころに関連記事へのリンクを表示できるプラグイン。よくニュースサイトなどで見かけますが、知らない間にこのリンクをクリックして別記事見た!という方も多いハズ。別の記事を読んでもらえるきっかけを作るプラグインです。
【Inline Related Posts】プラグインの用途や機能
投稿本文内に条件で指定した間隔で関連記事を1件ずつ表示します。
※↓の関連記事はこのプラグインで出力されたものではありません・・・
この紹介記事を最後に編集したときの環境・バージョンなど
プラグインは製作者によって日々更新されていくため、この紹介記事が最新バージョンのものであるとは限りません。参考までにこの記事の最終更新日時点におけるテスト環境、プラグインバージョン、プラグイン導入時の留意点などを記載しておきます。
プラグインを使用(試用)したテスト環境
- テストサーバー:カラフルボックス
- WordPressのバージョン:5.2.3
- PHPのバージョン:7.3.11
- テーマ:HABONE(オリジナルテーマ)
- プラグインのバージョン:本記事で紹介しているバージョン2.2.4/最新バージョン 3.8.0
- 公式サイト(wordpress.org上):https://wordpress.org/plugins/intelly-related-posts/
- 公式サイト(作者サイト):
本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ
WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。
さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。
そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。
本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
- テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。 - プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
- このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
- プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【Inline Related Posts】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
【Inline Related Posts】プラグインは言語の変更に未対応ですので表示のまま設定することになりますが、設定項目が少ないため特に翻訳しなくても設定できると思います。
【Inline Related Posts】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。
WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。
基本的な設定方法や使い方
設定は「設定」→「Inline Related Posts」から行います
画面上の「Active?」にチェックを入れると有効になり、詳細設定画面が出てきます。
設定内容(概要)は以下の通りです
- Related text or Call-To-Action
関連記事リンクの前に表示する文字列です - Insert in already existing posts?
ここにチェックを入れると過去記事すべてに自動で関連記事が表示されるようになります。表示条件が表示されるので設定していきます - How many boxes per single post?
1つの記事の中に最大何か所関連記事を表示するかの設定です - Only posts of last N. days
ここで設定した日付より公開日の古い記事は関連記事から除外されます - Interval between the boxes
関連記事を表示する間隔(単語数)を設定します - Search similar posts
関連記事を抽出する条件を設定します(カテゴリー・タグ)
設定画面はこんな感じです


