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本文内に訪問者の閲覧環境に応じで異なるコンテンツを作成・表示するプラグイン「UserAgent Content Switcher」

公開日:2018(平成30)年2月28日/最終更新日:

WordPressのプラグイン情報



【景品表示法に基づく表記】ページ内のコンテンツには、商品プロモーションが含まれています

WordPressのテーマは閲覧するデバイスの幅や環境に応じて表示方法を変えるレスポンシブ対応のものがほとんどなので、普通に記事を書けば自動でパソコン用・スマホ用などに最適化されるようになっています。

でもこれはページの内容の幅を変更して幅を調整し、パソコン表示ではちょうどいい大きさのものでもスマホ表示では大きすぎる場合などに代わりのものを表示するといった機能。つまり内容自体は同じものが形を変えて表示されているのはご存知ですよね?

もちろんどの環境からでも同じ内容が自動で最適化されるわけですから昔のhtmlで作成したサイトのように「パソコン用のページ」「スマホ用のページ」を別々に作る必要がなくて本当に便利だと思います。

今回紹介する【UserAgent Content Switcher】は、1つのページ内で閲覧環境に応じて表示する内容を変えられるようになるプラグイン。パソコン表示の場合にはこの文章を、スマホ表示の場合にはこの文章を・・・といった使い方が1つの記事本文内で作成できるので環境ごとに異なるコンテンツを表示しつつ管理も楽になる優れたプラグインです。

【UserAgent Content Switcher】プラグインの基本的な機能・できること

  1. ショートコードで環境に応じたコンテンツを本文内へ記述できる
  2. 閲覧環境(User Agent)に応じて異なるコンテンツを表示

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【UserAgent Content Switcher】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

【UserAgent Content Switcher】プラグインは有効化すると日本語で使用できるようになっていますので、英語が分からない方でも安心して使えます

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【UserAgent Content Switcher】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

【UserAgent Content Switcher】プラグインの基本的な使い方

あらかじめ現在必要と思われる閲覧環境の切り分けは設定されているので、有効化したらそのまま使えます(もちろん設定画面で独自のルールを追加・編集することもできます)

管理画面はこんな感じです(日本語で表示されます)

本文内に訪問者の閲覧環境に応じで異なるコンテンツを作成・表示するプラグイン「UserAgent Content Switcher」|Knowledge Base

使用方法は簡単で、環境に応じて独自のコンテンツを設定する部分をショートコードで囲むだけ、設定がなければテーマの設定に従ってそのまま表示されます。

ショートコードは以下の通り

  1. パソコンのみ表示する/[agentsw ua=’pc#039;]ここに、PC用のHTMLをコーディングします。[/agentsw]
  2. タブレットのみ表示する/[agentsw ua=#039;tb#039;]ここに、タブレット用のHTMLをコーディングします。[/agentsw]
  3. スマホのみ表示する/[agentsw ua=#039;sp#039;]ここに、スマートフォン用のHTMLをコーディングします。[/agentsw]
  4. ガラケーのみ表示する/[agentsw ua=#039;mb#039;]ここに、携帯用のHTMLをコーディングします。[/agentsw]

簡単に利用できるのがいいですね。

プラグインのテスト環境&個人的評価

最後に【UserAgent Content Switcher】を動作確認した際の環境と個人的な評価を書いておきます。導入の検討や参考になれば幸いです。

テストした環境

  • テストサーバー:カラフルボックス ColorfulBox
  • WordPressのバージョン:4.9.0
  • PHPのバージョン:7.0
  • テーマ:Simplicity2 バージョン2.3.0g
  • プラグインのバージョン:本記事で紹介しているバージョン 2.36/最新バージョン 3.05
  • 公式サイト(wordpress.org上):https://wordpress.org/plugins/useragent-content-switcher/
  • 公式サイト(作者サイト):

個人的な評価・感想ほか

  1. 設定のしやすさ:★★★★★
  2. 使いやすさ:★★★★★
  3. おすすめ度:★★★★★
著:清水 由規, 著:清水 久美子, 著:鈴木 力哉, 著:西岡 由美, 読み手:星野 邦敏, 読み手:吉田 裕介
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