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登録済みユーザーのユーザー名を変更できるプラグイン「Username Changer」

公開日:2016(平成28)年9月20日/最終更新日:

WordPressのプラグイン情報



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WordPressを使い始めたときは無我夢中で本などで言われるがままに管理ユーザーを作り、それを使ってたくさんの記事を書き、ある程度使えるようになったかな?と思ったとき、気になるのがセキュリティ。調べていくと「admin」というユーザー名は危険だから変えた方がいい、とか、できるだけ長いものや記号を使った方がいい・・などなどちょっと怖くなってきますよね?WordPressは世界中の方に使われているサイト作成ツールなので、当然管理部分も共通、したがって使いやすい反面攻撃もしやすくなるのは当たり前のことです。

そこで別のユーザー名で運営しよう!とするとある問題が・・・それは「今まで書いた記事の作者をどうしよう・・」ということ。もちろんWordPressはそんなことは想定済みで、別の管理ユーザーを作って、今までのユーザーを削除すると削除前に「どのユーザーに紐づけるか」を聞かれ、選択するとそのユーザーに割り当てられるようにはなっていますし、管理ユーザーが不在にならないような仕組みにもなってはいますが、なんだかそれもちょっと怖い気がしますよね?(しない?)。

「Username Changer」はユーザー画面で設定しているものなど、今の登録情報はそのままに、ユーザー名だけを変更できる便利なプラグイン。ユーザー名に付随しているユーザーIDはそのままなので、投稿のデータとして格納されている作者情報などを一切変更することなくユーザー名だけを変更できるのが魅力です。

この紹介記事を最後に編集したときの環境・バージョンなど

プラグインは製作者によって日々更新されていくため、この紹介記事が最新バージョンのものであるとは限りません。参考までにこの記事の最終更新日時点におけるテスト環境、プラグインバージョン、プラグイン導入時の留意点などを記載しておきます。

プラグインを使用(試用)したテスト環境

  • テストサーバー:カラフルボックス ColorfulBox
  • WordPressのバージョン:5.3.2
  • PHPのバージョン:7.3.11
  • テーマ:HABONE(オリジナルテーマ)
  • プラグインのバージョン:本記事で紹介しているバージョン3.2.1/最新バージョン 3.2.2
  • 公式サイト(wordpress.org上):https://wordpress.org/plugins/username-changer/
  • 公式サイト(作者サイト):

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【username-changer】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

【username-changer】プラグインは言語の変更に未対応ですので表示のまま設定することになりますが、設定項目が少ないため特に翻訳しなくても設定できると思います。

【username-changer】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

基本的な設定方法や使い方

有効化すると、ユーザーの設定画面で普段は灰色になっているユーザー名の部分が変更可能になります。変更したいユーザー名を入力して「Save Username」をクリックするだけで簡単にユーザー名の変更ができます(下画像は公式サイトのものをリンクで挿入しています)

登録済みユーザーのユーザー名を変更できるプラグイン「Username Changer」|Knowledge Base

また、「設定」→「Username Changer」を開くと、管理者以外の権限でもユーザー権限を変更できるようになったり、ユーザー名を変更するとその旨をそのユーザーの登録メールアドレス宛にメールで送信できるようにしたりできるので変更したユーザー名が違う・・・といったトラブルを最小限に抑えることができるようにもなっています。

登録済みユーザーのユーザー名を変更できるプラグイン「Username Changer」|Knowledge Base

管理者がユーザー名を変更するときには気にならない英語のメッセージも「String Settings」タブをクリックすれば、任意の文字列へ変更できるのもちょっと便利かなと思います。

管理者権限のユーザーが1名で、それを変更しようとするときは、万が一変更に失敗したり、変更後の忘失などでログインできなくなってしまうようなことがないよう、念のため別の管理者権限ユーザーを作ってから行うようにすると万全かと思います。

著:清水 由規, 著:清水 久美子, 著:鈴木 力哉, 著:西岡 由美, 読み手:星野 邦敏, 読み手:吉田 裕介
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