他のサイトの画像を無断で表示する(いわゆる画像のリンク挿入)。きちんと引用であることの表示と画像をクリックしたときに引用元のページへ移動してくれればまあ許せる範囲かなぁと個人的には思っていますけど、皆さんはどう思いますか?
でもそもそも他のサイトで勝手に画像をリンク挿入されたり勝手にダウンロードされたりしたことを確認するのは大変ですし何より面倒。それならリンクもダウンロードもできないようにしてやったらいいのでは?というのが今回のテーマです。
よくあるのがサーバーの.htaccessファイルにコードを追記して画像のリンクを強制的に切る(表示されないようにする)ようにしたり、代替画像を表示するようにしたりする方法。これだと確実だとは思いますけど.htaccessを編集するなんてとてもとても怖い作業。きちんと設定すれば問題ないでしょうけど、失敗したら・・・右往左往している間に消しちゃいけない行も消してしまったりしてさらに焦り・・・ひょっとするとサイト自体が表示できなくなる事態も・・・。
それならもっと簡単にできないか・・・ということでいろいろ探した結果、いいプラグインがありました。プラグイン名は「Photection」。
で詳しく紹介しています。
そもそもリンク挿入されたり画像を勝手にダウンロードされるのは、右クリックメニューがあるから。画像の上で右クリックすると「画像を名前を付けて保存」とか「画像のアドレスをコピー」なんてメニューが登場してしまうことが問題なんです。
「Photection」は画像にのみこの動作を禁止するプラグイン。
それならほかにも右クリック禁止のプラグインがあるじゃん!!と思った方、半分正解です(なんじゃそりゃ?)。
確かに右クリックを禁止したいだけならたくさんプラグインは存在します。でも・・・
例えば自分が閲覧者だったとして、考えてみてください。
ページを見ていて「この単語はどんな意味?」と思ってコピーして検索したりすることないですか?それがまずできなくなります。ちょっと不親切な気がします。
また自分が管理者だとして、「これをコピペすれば・・・」という文章やコードなどがサイトのどこかにある場合は?コピペできねーじゃんってことになってこれもやっぱり不親切ですよね?
でも「Photection」なら画像だけを右クリック禁止にできるんです。絶妙だと思いませんか??
ただしこのプラグインを使っても防げないことがあるんです。それはソース表示されて直接URLをコピーされたら無効になるということ。完全に行うにはやっぱり.htaccessへ怖いコードを記述するしかないんですね(泣)。それじゃあ意味ないじゃんと思った方、半分正解です(なんじゃそりゃ?)。
常識的に考えて「この画像いいなぁ・・・リンク挿入しちゃおっかな?」と思ったとき右クリックができなかったら、わざわざソース表示して画像URLを探したりしますか?しませんよねぇ。要は空き巣の方々と一緒で「面倒なことはしない」ということです。まあ完全にシャットアウトしたい方は怖~いコードを挿入する方法をとってくださいね。
検証していないのでよくわかりませんけど.htaccessへ怖いコードを記述した場合、画像リンクがすべて無効になるのはわかるんですけど、ブログカードとかTwitterカードの画像などはどうなるんでしょう??いろいろ検索してみましたけど見つけられませんでした。
以上、安全かつ簡単に画像のリンク挿入(直リンク)を防止する方法でした。サイト作りの参考になれば幸いです(この記事を公開する段階ではこのサイトでも使ってますので↓↓の画像を右クリックして試してみてください)。
※このプラグインは投稿本文の中の画像のみに対して動作するようです。サイトトップのスライダーやウィジェット内の画像などでは動作しないようですので効かないところにはそれなりな画像を使うといいと思います。
WordPressでは画像を簡単にリンク挿入できるようになっていますけど、自身が泥棒になってしまわぬよう、直リンクが禁止されているサイトでないかの確認と、画像のリンク先はきちんとリンク元のページにするようにしましょうね。