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【WordPress】投稿を更新した時に書き換わる更新日の情報をコントロールする方法いろいろ

公開日:2017(平成29)年10月29日/最終更新日:

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WordPressには投稿を公開した日とは別に何か変更を加えた時のために【更新日】というのが設けられています。

更新日があることで、テーマによっては【公開日】と【更新日】が表示されるので訪問者にいつリリースされていつの時点での最新情報なのかが分かって便利なのですが・・・困ったことがあります。

それは「誤字脱字を直したい」とか「この部分だけ削除(変更)したい」といったプチ編集を行う場合。これらを編集するため公開日以降に投稿編集画面を開いて問題箇所を修正して【更新】ボタンを押すと・・・【更新日】というのが入ってしまうんです。

そんなの気にしない!!という方は問題ないかもしれませんが、古い情報なのに更新日は最新なんてちょっと・・・と思う方にとってはゆゆしき問題。それにテーマやプラグインなどの設定によっては更新日または公開日の新しい方を採用してリスト化したりするものもありますから、古くて全く更新していない記事なのに「最新情報」となってしまうこともあります。

これを防止する方法は残念ながら見つかりませんでしたが、これらをコントロールする(バックエンドから知ることができたり編集できたりする)方法はいくつかありますので紹介していきます。

もちろん初心者には難しい「コードを挿入する」とか「functions.phpへ追記する」といった方法ではなくプラグインを用いた方法で紹介しますので安心して使ってみてください・

※環境によっては動作しない、不具合が発生するということがありますのでご承知の上使用してくださいね

投稿などの更新日が分かるようにする方法

まずは更新日が設定されているか、また更新日がいつなのかを知る必要があります。でも、1つ1つの投稿をいちいち編集画面開いて確認するのはとても面倒ですよね?そんなときは「Show modified Date in admin lists」というプラグインを使います。

インストールして有効化するだけで特にやることはなく、カスタム投稿タイプも含むすべての投稿一覧に更新日が表示されるようになります。この中からおかしい更新日のもの(特に書きっぱなしなハズなのに最近更新されたことになっているようなものなど)について編集すればOKです。

プチ更新などで【更新日】を変更しないようにする方法


最近ではこの機能がテーマで標準となってきていますね。でもまだまだ100%ではありませんから、必要なら更新日を書き換えないようにするためのプラグインを導入しておきましょう。

「Minor Edits」というプラグインです。「Minor Edits」はよく掲載されている「更新する/しない」をスイッチで切り替えるものではなく、本文の内容をどれくらい編集しているかに応じて自動で更新日を書き換えたりそのままにしたりしてくれる便利なプラグインです。

残念ながら「更新する/しない」をスイッチで切り替えるプラグインは見当たりませんでしたので、実装するならテーマのfunctions.phpへコードを追加する必要があります

を参考に設定してみてください。

また次の「Change Last Modified Date」を導入した場合には「Don’t update for this post」という項目にチェックを入れることで「更新日」が書き換わらなくなるようにできますので、functions.php?という方はプラグインで実装した方が無難だと思います。

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誤って設定された【更新日】を編集する方法

最後に一括更新などで誤って更新日が入ってしまったときや、更新日を書き換えるかのスイッチをオフにし忘れてうっかり更新してしまったときのために、後から更新日を変更できる「Change Last Modified Date」というプラグインを使います。

インストールして有効化すると、

【WordPress】投稿を更新した時に書き換わる更新日の情報をコントロールする方法いろいろ|Knowledge Base

こんな感じで公開日の編集項目の下に更新日の編集項目が出てきます。

ここを修正することで「更新日」を自由に変えることができます。


どうですか?恐らくWordPressは「更新したものは更新したんだから・・・」と更新日付の変更ができないようになっていると思うのですが、公開日は変更できるのに更新日は変更できないというのも変な話ですよね?でもこれを更新しようと思うとどこにも設定項目がない!!今回紹介したプラグインたちはこうした不都合を解消するのにとても重宝します。

もちろんバックエンドで動作するプラグインなので表示速度に影響が出るわけではないと考えられますし、もし気になるなら普段は停止しておいて必要なときだけ有効化するといった使い方がいいと思います。

ここからはおまけ情報として一括更新に関連する情報を紹介していきます。

解決策なし 一括更新では【更新日】が今日になってしまう

WordPressには一括更新機能があって、投稿一覧などで該当する記事を選択して上の選択を「編集」にすると同じ要素に対して(例えばコメントを許可する/許可しないなど)一括で更新することができるようになっています。

これとっても便利!!なんて更新すると・・・・内容は全く更新していないのに更新日がきっちり「今日」になってしまうんですね。

これは困ったもんです。内容更新してないんですから・・・。

いろいろ調べましたが結局この件については解決しませんでした。更新日が変わってしまうのを承知で一括更新するか、1つ1つ投稿編集画面を開いては更新日を変更せずに更新していくしかなさそうです。

こんな場合にも今までに紹介した方法で更新日を確認・編集すれば大抵は解決できると思いますのでサイトの信頼度を保つためにもぜひ行ってください。

おまけ 記事の一括更新やたくさんの記事を更新するときに気を付けること

WordPressには「投稿が公開されましたよ~」と伝えるping送信機能があるのはご存じですよね?これを行うことで検索エンジンがその記事をクロール(認識)する速度が速まって、検索エンジンでの検索結果に速く反映されるようになる(都市伝説かもしれません)機能です。

実はWordPressのping送信機能は公開時だけでなく更新時にも送信するように設計されています。つまり短時間でたくさんの記事を更新したり、一気に更新する一括変更などをするとその分だけどんどん更新pingが流れてしまうのです。

検索エンジンではあまり重要視されていないようなので特に外部での問題は起こりませんが、使っているサーバーが貧弱だったりするとこれだけでサーバーがオーバーロード(高負荷がかかる状態)し、最悪の場合はサーバーダウンすることもあります。レンタルサーバーなどでは規約によってサーバーダウンを引き起こしたら即座にアカウント停止なんてところもありますから注意が必要です。

投稿の更新時にping送信を止めるには

を使うのが最も簡単な方法ですから更新前にはぜひ導入してください。

投稿一覧画面から「編集」をクリックしたときに別タブで編集画面を表示する方法

WordPressの標準機能では投稿一覧から「編集」ボタンをクリックしたとき同一のタブで投稿編集画面が開くようになっています。これだと複数の記事を修正する場合には編集するたびに一覧を出して、また「編集」ボタンをクリックして・・・と煩雑な作業になります。

一覧から「編集」をクリックしたとき別タブで編集画面が出るようにしておけば修正がしやすくなります。こちらもプラグインでは実装できませんのでテーマのfunctions.phpへコードを追記して実装します。

を参考に設定してみてください。

今回のような編集でなくても結構重宝しますよ。