WordPressのカスタマイズ方法やプラグインレビューを中心に、パソコン/動物/植物のことなどを紹介するホームページです

【WP User Frontend】プラグインを最新バージョン(2.8.9)へ更新したら翻訳ファイルが適用されなくなったときの対処

公開日:2018(平成30)年6月12日/最終更新日:

,
トラブル



【景品表示法に基づく表記】ページ内のコンテンツには、商品プロモーションが含まれています

WordPressでフロントエンドから任意のフォームを使って投稿してもらえる環境が作れる【WP User Frontend】。他のフロントエンド投稿プラグインと比べてダントツに柔軟性があるので、一度使い始めたら止められないプラグインだと思います。

プラグインについては

で紹介させていただいており(現状では少し古いバージョンでの紹介記事となっています)、このプラグインを日本語化して使うためのファイルは

から入手いただけるようになっています。

さて、この便利なプラグイン【WP User Frontend】で少々困ったことが発生しました。

それは・・・プラグインを2.8.9に更新したら突如日本語化されないという現象です。

ページ上部の「お知らせ」で表示しておりますが、ちょっと大変な事態ですし、サイトに訪問いただかないと「お知らせ」には気づかれないことが予想されますので記事にさせていただきました。

この現象の原因はズバリ

プラグインのテキストドメイン(要するにファイル名)が変更されたことです。

公式サイトの更新履歴にも

New: Changed plugin text-domain to ‘wp-user-frontend’ from ‘wpuf’.
《プラグインのテキストドメインをwpufからwp-user-frontendへ変更しました》

と書かれています(英語だから分からないですね)。

ともあれどうやって対応させるの?を最初に案内しますね。

【WP User Frontend】プラグインの翻訳ファイルの適用(変更)方法

対応方法は簡単、ファイル名を「wpuf-ja」を「wp-user-frontend-ja」へ変更するだけです

FTPで直接変更しても大丈夫ですし、パソコンなどに保存されているファイル名を変更してから再度アップロードしても大丈夫です。

変更する際は「〇〇.po」「〇〇.mo」2つのファイルを変更してくださいね(厳密には.moファイルのみが翻訳には使われますが一応・・・)。

逆にこのページ冒頭のリンク先ページから新しく翻訳ファイルを購入いただいて、バージョン2.8.8以前へ適用させるには「wp-user-frontend-ja」を「wpuf-ja」に変更してからアップロードします。

簡単ですが対応は以上となります。すぐに改善できますので是非やってくださいね。

なぜこんなことが起こるのか??

プラグイン作者の見解によれば、WordPress公式プラグイン翻訳ページ(翻訳ボランティアの方が作成されたファイルを格納する場所)へ翻訳を募るために変更したとのことでしたが、別に変更しなくても・・・という感じです(多分ファイル名がプラグイン名スラグでないとダメなのでしょう)。

しかもプラグインの説明として必要なコメント部分のtextdomain名は旧wpufのまま。そこだけ見てたら「なんで適用されないの?」と首をかしげてしまいますね。

どなたかがボランティアで日本語ファイルを公式リポジトリに上げてもらえれば、現在英語のまま使用している方もそのうち日本語になるかもしれませんね。

ただ翻訳件数が膨大なのと、直訳すると意味の通らない箇所がたくさんあるプラグインなので、自動で日本語になったとしても(誰かが機械翻訳などをしたとしても)意味不明な項目が出てくることが予想されます(実際に翻訳したから分かることです)し、今後のバージョンアップに対応するかも不明です。

そんなときはぜひ当サイトの翻訳ファイルのご購入を検討いただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

※一応お断りしておきますが、当サイトで販売している翻訳ファイルは英語のままの部分(日本語化する必要のない部分)もありますし、翻訳の決まり事に完全準拠していないので恐らく検証でノーと言われると思います。

著:清水 由規, 著:清水 久美子, 著:鈴木 力哉, 著:西岡 由美, 読み手:星野 邦敏, 読み手:吉田 裕介
¥2,889 (2024/02/08 17:07時点 | Amazon調べ)