いつも通りWordPressの管理画面を開くとプラグインの更新通知が出ていました。「Google Analytics Dashboard for WP」の更新でバージョン4.9.4へのアップデートです。
マイナーアップデートだから大丈夫だろうと更新履歴を確認せずに更新したら、ダッシュボードに表示されるAnalyticsのデータがいつまでたっても表示されなくなりました。
過去にも「Google Analytics Dashboard for WP」ではアップデートの不具合に見舞われたことがあってしばらく気を付けていたのですが、やっぱり更新は慎重にすべきでしたね。
4.9.4で更新された内容
※英語のページをそのまま直訳したものですので内容が分かりにくいかもしれません
機能強化:
- 常にSSL経由でのanalytics.jsロード
- gadwp_backenditem_uriフィルタは、追加の変数としてポストIDを渡します
- 場所のレポートのためのGoogle Maps APIキーを使用するオプション
新機能:
- 新しい年-月の寸法は、月によって、最も成功した出版物の年のさらなる細分化を可能にするために、利用可能になりました
- 分析し、簡単に404エラーの原因を特定するために設計された新しい404エラーレポート
バグの修正:
- 古いWPのインストールとの互換性を維持しながら)(get_sitesに切り替え
- マルチサイトインストールに修正し、プロパティ/ビューの設定]リストが正しくPHP7に表示されませんでした
- レポート「キャッシュエントリの自動ロードを防ぎます
更新情報の中では特にこれといって目新しいことはなく、404エラーが発生したアクセスのレポートが追加された位。
しばらく放置するもいつまで経っても情報が更新されず「ダメかな?」と元に戻すことを検討しました。
でも至って簡単な方法でこの不具合が解消されたのです。
4.9.4の表示に関する不具合を解消する方法
最近私はCSSの勉強?をしていて、よくやるのがキャッシュのリフレッシュ。Google Chromeブラウザだと「F12」でデベロッパーツールを開き、更新ボタンで右クリックして「キャッシュを削除してハード再読み込み」をクリックする作業。CSSが適用されないときに行うときちんと即時反映されるようになります。
・・・でこれを行ったところ、「Google Analytics Dashboard for WP」で表示がいつまでたってもできない不具合がスッキリ解消されました。
「Google Analytics Dashboard for WP」のアップデートで不具合?と思った方はバージョンを戻す前にやってみてくださいね
なお、ブラウザのキャッシュはある程度の時間が経過すると自動的に上書きされるようになっていますから、何日か放置すれば自然に解消されることもあります。
旧バージョンのプラグインを入手する方法は
を参照ください
PV数やトラッキングコードもおかしい
2016年12月27日の確認情報です
過去にもこんなことがあったような・・・
PV数が増加し、直帰率(バウンスレート)が大幅に下がったので怪しいとは思いましたが、どうやら重複カウントされている感じです。
オプションにトラッキングコードという項目があり、これを有効にするとどうやらテーマへトラッキングコードを挿入しなくても大丈夫と説明には書いてあるのですが、トラッキングコードタグの数をチェックする
Tag Assistant Legacy (by Google)
で調べたところ、この機能を有効にして、テーマに貼りつけたトラッキングコードを削除したらコード自体が認識されませんでした(目視でもどこにもトラッキングコードらしきものがありませんでした)
ひとまずこのオプションを無効にして様子を見てみます。レポートの抽出自体はアカウントの許可をしていればOKなはずなので影響はないと思いますが、前述したようにこのプラグインは過去にもにたようなことがあってしばらくしたらアップデートがあり修正されました。
ダッシュボードのレポートが間違っているのはどうでもいいのですが、実際にアナリティクスのレポートを見ても同じ数字になっているのでトラッキング情報自体が2重に送信されているのでは??という疑念を持っています。
また変化があったら追記します。