便利な追加機能(プラグイン)が充実しているのがWordPressの魅力ですよね?
でも、便利だからといってどんどん追加していると、サイトの表示が重くなったり、よく考えたら重複した機能のプラグインを使っていたり・・・なんてことありませんか?
こんなときはプラグインを停止して、削除して・・・ダッシュボード(管理画面)からできますよね??
でも待ってください!!
これでは完全にプラグインがなくなった訳ではありません。
試しに削除したプラグインをもう一度FTPで転送してインストール&有効化してみてください。
ホラ、以前の設定がいつの間にか残っていませんか??
これは、WordPressのプラグインが導入時にデータベースへテーブルを追加したり設定情報を追加したりした結果なのです。
不要なプラグインを完全に削除する手順
一番ポピュラーな手順は
- レンタルサーバー上のデータベースにアクセス
- 該当するプラグインのテーブル(大抵「プラグイン名_内容」というテーブル名)を削除
- Wp-optionsテーブルを開いて該当するプラグインの設定情報を削除
します。
こうすることで完全にプラグインを削除することができ、いつの間にか肥大化したデータベースを整理することができます。ただし、Wp-optionsテーブルの中身をむやみに変更すると、起動しなくなったりサイトが表示されなくなったりと言った不具合が発生することがあります。こういった動作はプラグインにまかせることにしましょう
また、データベース内のテーブルはレンタルサーバーのツールなどを使うのが一般的ですが、WordPressの管理画面から操作できるようにするプラグインもあります。
ゴミファイルがたまると表示が遅くなるワケ
WordPressというCMSツールは毎回アクセスがある度に
- 要求されたページを表示するよう指示
- データベースに接続して情報を取得
- テーマファイルに従ってソースコードを作る
- サイドバーなどにあるコンテンツの情報を取得
- ①~④を組み合わせてサイト(ページ)を表示
というアクションをしています。
アクセス数が少ないうちは気にならないかも知れませんが、だんだんアクセス数が増えてくるとこの頻度が高くなって・・・いつまでも表示されないサイトになってしまいます。
そうならないためにもデータベースの整理をしてなるべく早く応答するように調整しておきましょう。
余談ですが、レンタルサーバーを選ぶ時に、データベースが同一のサーバー(コンピュータ)上にあるかどうかを開示していないところは避けるようにしましょうね。
なぜかというと、データを保存しているコンピュータとデータベースを動かすコンピュータが別の場合、そのコンピュータの間にもデータの転送が起こって応答時間がかかることになりますから・・・。
海外のレンタルサーバーは特にデータを保存するコンピュータとデータベースを扱うコンピュータが別のことが多いので、安いから、無料だからで選ばないようにしましょう。