「Data Tables Generator by Supsystic」は簡単にWordPressのサイトで表を作成・挿入できるプラグインです。有名なものに「Table press」がありますが、使い勝手は一長一短ありますので、インストールして試しにテーブルを作ってみて、どちらが使いやすいかを選択することをおすすめします。
【Data Tables Generator by Supsystic】プラグインの基本的な機能・できること
- ショートコードで簡単に表の挿入ができる
- 表の中で自動計算ができる
- エクセルなどから表のインポートができる(プロ版)
- エクセルやcsv、pdf形式でエクスポートできる(プロ版)
- 内部CSSでデザイン変更可能
- 表を元にグラフ表示できる(プロ版)
- 閲覧画面から値の編集ができる(プロ版)
表を簡単に挿入できるものに「Table press」という代表的なプラグインがあります。無料版で比較した場合、自動計算を行わないのであれば「Table press」の方が表計算ソフトからのインポート機能などが使える分使いやすいと思います。
プロ版を購入すれば、表のエクスポート/インポート、グラフ表示、フロントエンドからの入力値編集ができるので初めて使えるプラグインかなぁとも思います。
【Pro版】とテーマとの競合情報
このページでは無料版でのテストを行った上でプラグインの紹介をさせていただいておりますが、有料版(Pro版)を使用された方から不具合の情報をいただきました。
使用されていたテーマは有名な【BizVektor】。使っている方も多いと思います。
有料版(Pro版)にアップグレードした後に表の保存を行おうとしたところ、待ち状態になったまま更新されない現象が発生したそうです。プラグインを全停止しても改善しなかったこと、プラグインサポートからの返答にもテーマの変更の提案があったこと、テーマの変更によって改善されたことから、【BizVektor】に限らず使用するテーマによっては同じ現象が出ることがあるかもしれません。
この不具合は無料版のときには現象は発生せず(連絡を受けて行ったテストでも無料版では現象が出ませんでした)、有料版アップグレード後にのみ発生するようです。
無料テーマを使っている場合にはテーマ変更で済む話ではありますが、有料テーマでPro版を使用する際には特に注意が必要なようです。
この情報は、神奈川県横浜市で広告・販売代理業、デザイン制作業をされている【有限会社フィールド】様からいただきました。情報ありがとうございました。
本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ
WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。
さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。
そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。
本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
- テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。 - プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
- このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
- プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)
【Data Tables Generator by Supsystic】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
当サイトで私が翻訳した【Data Tables Generator by Supsystic】プラグインの日本語化ファイルを提供しています。
翻訳ファイルは
からダウンロードできます(ダウンロードの方法や日本語の適用方法なども解説しています)
この作者のプラグインはギャラリー含め結構秀逸なものが多いのですが、プログラムソースの中の翻訳対照文字列の設定が不十分で、翻訳ファイルを作成しても中途半端な結果に終わることが多いです。このプラグインの翻訳も同様で一部英語表記のままの項目があります。

【Data Tables Generator by Supsystic】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。
WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。
【Data Tables Generator by Supsystic】プラグインの基本的な使い方
管理画面のメニュー項目に「Table by Supsystic」が追加され、表の追加や編集が行えます。日本語化してしまえば設定や表の作成は簡単に行えます。
【Data Tables Generator by Supsystic】プラグインの便利な使い方・カスタマイズ方法など
より便利に使うカスタマイズ技やテストサイトで使用した結果や感想、WordPressのプラグイン公式配布ページには書かれていない事柄などを紹介します。
表を挿入するプラグインは
- htmlコードが分からなくても簡単に表が作れる
- ショートコードなどで簡単に挿入できる
というのが最大の利点です。データなどが変更されたり、行や列が増えたときでも元の表を変更するだけでページへ反映されますから管理の面でも利点があります。
ただ、性質上一度使ってしまうと簡単に別のプラグインにしようとか、プラグインを止めようということがしにくくなる面もありますから、いろいろなテーブル作成プラグインを試して一番使用用途に合ったものを選ぶようにしましょう。

