WordPressでメディアアップロードをする際、自動的に「大サイズ」「中サイズ」「サムネイルサイズ」という3つのサイズの画像が保存されます。これは投稿に挿入する際や投稿一覧などを出力する際にそれぞれの大きさに合った画像を素早く表示するための基本機能ですが、中には不要なサイズの画像もあると思います。
「DNUI Delete not used image」は記事などにリンクされていない(使用されていない)画像を検索し、削除することができるプラグインです。投稿などのコンテンツに比べてサイズが大きくサーバー領域を圧迫しがちな不要画像ファイルを削除したい場合にはおすすめのプラグインです。
【DNUI Delete not used image】プラグインの基本的な機能・できること
- 抜粋(参照画像またはショート)に含まれない画像を削除します
- 公開されたポスト/ページ(参照画像またはショートコード)に含まれない画像を削除します
- 投稿や固定ページの下書きやリビジョンに含まれない画像を削除します
- ショートコード(ギャラリーを含む)に含まれない画像を削除します
本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ
WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。
さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。
そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。
本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
- テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。 - プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
- このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
- プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)
【DNUI Delete not used image】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
【DNUI Delete not used image】プラグインは設定項目が少ないので特に必要ないと思います

【DNUI Delete not used image】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。
WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。
【DNUI Delete not used image】プラグインの基本的な使い方
プラグインのインストールと有効化については新規追加画面で検索すれば問題なく完了できるので割愛します。
- 有効化したら「設定 > DNUI」をクリックして画像のスキャン画面を開きます
- 「Make Scan」をクリックすると元画像と同時に生成された画像が表示されます
- 削除する画像を選択して「Delete」をクリックすると削除されます
注意事項
全選択することで一括して画像を削除することができますが、必要な画像が含まれている可能性がありますのでおすすめしません。1つ1つ確認しながらの削除をおすすめします。
削除できるのはメディアアップローダーでアップロードした画像のみです。画像を扱うプラグインの中には独自のフォルダに画像を生成して保存するものもありますのでそちらは手動で削除しなければなりません。
不具合が発生しても元に戻せるよう画像をアップロードしているフォルダのバックアップを取りましょう。
便利なプラグインですが、後々使おうと思った時に「中サイズ」がない!!など使いにくくならないように、明らかに不要なものだけ削除するようにして、普段のアップロード画像をアップロード時に圧縮する方法を使った方が無難かもしれません

