野球や得点スポーツの結果を記事にするとき、スコアはどう入力し、どう表示していますか?
普通のテキストで書くと特にモバイル表示では改行されて見にくくなってしまったりしますし、いちいち表を挿入したりタグを使ったりするのも面倒ですよね?
【Simple Baseball Scoreboard】はショートコード1つでスコアボードを表示できるので、スポーツの速報記事を書かれてる方には便利なプラグインです。
【Simple Baseball Scoreboard】プラグインの基本的な機能・できること
- 野球の結果(スコア)表示がショートコードで簡単に挿入
- 延長戦やコールドゲームなど回の数が増減しても自動で列調整する
本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ
WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。
さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。
そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。
本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
- テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。 - プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
- このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
- プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)
【Simple Baseball Scoreboard】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳
【Simple Baseball Scoreboard】プラグインは日本語化が可能な言語ファイルが同梱されていますので、翻訳を行えば日本語での使用が可能ですが、設定項目が少ないので特に必要ないと思います
【Simple Baseball Scoreboard】プラグインのインストールと設定
インストール方法
インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。
WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。
【Simple Baseball Scoreboard】プラグインの基本的な使い方
設定はダッシュボードから「設定」→「Simple BB Scoreboard」から行います。表示データはすべてショートコード内へ直接書き込むため、色などの設定になります。
- Border line color/線の色
- Text color/文字色
- Input box color/スコア部分の文字色
- Background color/背景色
- Border line width/線の幅
です。項目に変更がなければ編集する必要はありません。
スコアを挿入したい場所へショートコードを挿入します
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ tm1=”GreenSox” tm2=”Monkeys” scr1=”0/0/1/1/0/3/0″ scr2=”1/0/0/2/2/1/X”]
上のショートコードの場合
こんな感じで表示できます
ショートコード内のパラメーターは
- fsize/表の中の文字サイズ(相対サイズ)
- tm1/表攻撃のチーム名
- tm2/裏攻撃のチーム名
- scr1/表チームのスコア(スコアの間は「/」で区切ります)
- scr2/裏チームのスコア(スコアの間は「/」で区切ります)
になります。最後の合計は自動計算されます。
スコアの数によって(「/」で区切られた数によって)表示される列の数が自動で増減しますから、野球なら7回の表示/9回の表示、延長戦などにも自動で対応してくれます。
また、列数が自動で増減されるので、野球だけでなくテニスやバドミントン、卓球、サッカー・・・などいろいろな得点競技の結果を表示するのにも便利です。
プラグインのテスト環境&個人的評価
最後に【Simple Baseball Scoreboard】を動作確認した際の環境と個人的な評価を書いておきます。導入の検討や参考になれば幸いです。
テストした環境
- テストサーバー:カラフルボックス
- WordPressのバージョン:4.7.5
- PHPのバージョン:7.0
- テーマ:Simplicity2 バージョン2.3.0g
- プラグインのバージョン:本記事で紹介しているバージョン1.2/最新バージョン 公式サイトで “Simple Baseball Scoreboard” は配布されていません
- 公式サイト(wordpress.org上):https://wordpress.org/plugins/simple-baseball-scoreboard/
- 公式サイト(作者サイト):
個人的な評価・感想ほか
- 設定のしやすさ:★★★★★
- 使いやすさ:★★★★★
- おすすめ度:★★★★★
機能としては単純ですがサイトのジャンルによっては「そう!こういうのが欲しかった」と思えるプラグインだと思います。
サッカーのスコアに特化した【Simple Football Scoreboard】というプラグインもあります。
前半・後半というタイプのスポーツではこの方が見やすいかもしれませんね。