WordPressでサイトを構築する際によくある疑問や設定などに関する疑問などをQ&A方式で紹介します。ここに掲載する内容は一般的なものであり、お使いの環境やWordPressのバージョン、使っているテーマ、使っているプラグインなどにより結果が異なりますので、参考にしていただき、実際にサイトへ反映させるかについては自己責任でお願いします。
Question
「Custom Post Type Permalinks」のバージョン1.5.1がリリースされたのでプラグインの更新を行ったらエラーが発生して管理画面にエラーコードが出たり、管理画面が表示されなくなりました。対処方法はありますか?
Answer
エラー内容をしっかり確認はしていませんが、テストサイトでは質問と同様のエラーが出ました。対処方法は、FTPを使って一旦「Custom Post Type Permalinks」を停止することです。これによりログインできないなどの管理画面部分の不具合、ページの表示不具合などは解消できます。
ただ、これでは根本解決にならないので、古いバージョンの「Custom Post Type Permalinks」へ戻します。
よくわからないという方のために、旧バージョン(「Custom Post Type Permalinks」バージョン1.4.0)を圧縮してアップしておきますので利用してください。
利用方法
- ダウンロードしたプラグインファイルを解凍します
- FTPやレンタルサーバーのファイルマネージャーを使い、「WordPressのインストールフォルダ」→「wp-contents」→「plugins」へ1で解凍したフォルダを上書きします。
これにより「Custom Post Type Permalinks」プラグインが強制停止され、管理画面に入れるようになりますので、通常通りプラグインの一覧から「Custom Post Type Permalinks」を有効化してください。ただし、更新情報は表示されますが同じ不具合になるので更新はしないでください。
バージョンの番号が大きく変わるときは注意が必要ですね。
「Custom Post Type Permalinks」古いバージョンはこちらから入手できます。
ここに掲載する内容は一般的なものであり、お使いの環境やWordPressのバージョン、使っているテーマ、使っているプラグインなどにより結果が異なりますので、参考にしていただき、実際にサイトへ反映させるかについては自己責任でお願いします。
専用プラグインを使って旧バージョンへ戻す方法
ここまでは、手動で公式ページから旧バージョンを入手して上書きするという方法を紹介してきましたが、有志の方により、もっと便利に戻すためのプラグインがリリースされています。
このプラグインを使うと、プラグイン一覧にバージョンを戻すためのリンクが表示され、簡単に過去バージョンへ戻すことができるようになります。
ただし、このプラグインで元に戻す(ロールバックする)には、
WordPress公式ページ上に過去バージョンが残っていること
が条件となります。プラグインによっては、大幅に仕様が変わったときなど過去バージョンのファイルがダウンロード不可となることがありますので注意が必要です。
いざという時にロールバックできない問題を回避するため、更新前にとりあえず今のバージョンを簡単にバックアップ(パソコンへ保存)するプラグインもあります。
ただしいずれの方法で元に戻すとしても、それは一時措置であり、セキュリティ上の問題が発生したり、WordPressのバージョンアップに伴って使えなくなる機能が出てきたり、WordPressを動かすプログラムが対応しなくなったりするなど、問題を先送りするだけですので、一旦解消したら、代替プラグインを探す、その機能の必要性を再考するなど対策をした方がいいでしょう。
更新日 | 更新内容 |
---|---|
2016年 4月 6日 | 【WordPress】「Custom Post Type Permalinks」プラグインのバージョンアップで不具合が発生したらを公開しました |
2017年10月30日 | 記事内容を修正しました |
2021年 4月 1日 | プラグインを使ったロールバックの方法と、ロールバック後の対応について追記しました |