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コメントフォームから不要なフィールドを非表示にするプラグイン「Advanced Comment Form」

公開日:2017(平成29)年3月4日/最終更新日:

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WordPressのプラグイン情報



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WordPressのコメントフォームでは、標準の状態で「名前」と「メールアドレス」の入力は必須になっており、所有サイトの情報も入力できるようになっています。

よりたくさんの人からコメントをもらうためには「メールアドレス」の項目を必須ではない状態にして、代わりに

https://www.momosiri.info/wppi/math-captcha/

などのプラグインを追加して、メールアドレスの代わりとなるスパム対策を講じるのが妥当な方法だと思います。

でも、ディスカッションの設定で「名前」と「メールアドレス」を必須項目から外してもフォームには前述した3つの要素は表示されたままです。入力してもらう必要がないなら「メールアドレス」や「ウェブサイト」の項目も表示しないようにしたいということができるのが、今回紹介する【Advanced Comment Form】です。

いろいろと調べるとこれらの項目をCSSで非表示にしたり、コードを追加して非表示にしたりする方法がたくさん紹介されているのですが、より安全にカスタマイズするならやはりプラグインで解決するのが一番だと思います。プラグインで機能追加しておけば、再び表示したくなったときにはプラグインを停止するだけで処理が完了するというメリットもありますからね。

このプラグインは同時に不要となる「メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です」という文字列を他の文章に変更することもできますし、フォームの後ろに文章を追加することもできますから、標準仕様よりはちょっとオリジナルなコメント入力フォームを作成することができるようになります。

【Advanced Comment Form】プラグインの基本的な機能・できること

  1. コメント欄から「メールアドレス」フィールドを非表示にする
  2. コメント欄から「ウェブサイト」フィールドを非表示にする
  3. コメントフォーム前後の文字列を変更したり削除したりする

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【Advanced Comment Form】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

【Advanced Comment Form】プラグインは言語の変更に未対応ですので表示のまま設定することになります。下の解説に従って設定するだけですし、難しい単語は特にないと思われますのでそのまま設定しても不都合はないと思います

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【Advanced Comment Form】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

設定はダッシュボードから「コメント」→「Comment Form」で行います。

項目は

remove url field

「remove website field」はサイトを入力するフィールドを削除するチェック、「remove website field with css」はサイト入力フィールドに割り当てられたCSSを無効にするチェックになります。両方チェックしておけば問題ありません。

remove email field

「remove email field」はメールアドレスを入力するフィールドを削除するチェック、「remove email field with css」はメールアドレス入力フィールドに割り当てられたCSSを無効にするチェックになります。両方チェックしておけば問題ありません。

texts before the form

フォームの前にある文章である「メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です」という文章を非表示にするには「remove default text before the form」にチェックを入れます。他の文字列にする場合はチェックを外し、上の窓へ表示したいテキストを入力します。

texts after the form

フォームの後ろにあるタグが利用できる旨のメッセージを非表示にするには「remove default text after the form」にチェックを入れます。他の文字列へ変更する場合は上の窓に代わりとなる文章を入力します。

two column layout

フォームのレイアウトを通常の1列から2列表示にします

【Advanced Comment Form】プラグインの基本的な使い方

このプラグインでフォームから「メールアドレス」の項目が非表示になりますが、「設定」→「ディスカッション」で「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」にチェックが入った状態だと、コメントが送信されたときにメールアドレスの入力チェックが働いてエラーとなりますから必ずここのチェックを外すようにしてください。

それ以外特にやる作業はありません

※使っているテーマや環境によってはうまく動作しないこともありますから、実際に動作させて確認してくださいね。

著:清水 由規, 著:清水 久美子, 著:鈴木 力哉, 著:西岡 由美, 読み手:星野 邦敏, 読み手:吉田 裕介
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