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リンク切れを定期チェックして一覧表示し、すぐに修正できるプラグイン「Broken Link Checker」

公開日:2016(平成28)年7月25日/最終更新日:

WordPressのプラグイン情報



【景品表示法に基づく表記】ページ内のコンテンツには、商品プロモーションが含まれています

WordPressでサイトにどんどん投稿や固定ページなどのコンテンツを追加していったときふと思うのが「中に入れたリンクは正常に機能しているのか?」ということ。

内部リンクならパーマリンク変更やスラグの変更、投稿や固定ページの削除などでリンク切れになってしまうこともありますし、外部リンクでは全然違うページが表示されたりサイトやページが閉鎖されたり削除されたりしていたり・・・せっかくアクセスしてくれても関連リンクが有効でないとコンテンツそのものに不信感を持たれる原因にもなりかねません。

Broken Link Checker」はリンク切れを監視し、その場で投稿や固定ページの修正ができる便利なプラグインです。

人気のプラグインなのですでにたくさんのサイトで紹介されていますが、初めて使用してみて改めていいプラグインだと思ったのであえて紹介します。

【Broken Link Checker】プラグインの基本的な機能・できること

  1. 定期的にサイト内のコンテンツを巡回し、リンク切れになっているタグを検出
  2. 一覧でリンク切れの含まれるコンテンツを表示し、そこからコンテンツの編集を行う
  3. 投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプなどほとんどの投稿タイプで使用可能
  4. 巡回のタイミングなどを細かく設定できる

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。

さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。

そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。

本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。

  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
    ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能や日本語対応の状況などが異なる場合があります。
    ※また、テスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【Broken Link Checker】プラグインの設定画面や表示の日本語化と翻訳

【Broken Link Checker】プラグインは有効化すると日本語で使用できるようになっていますので、英語が分からない方でも安心して使えます

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【Broken Link Checker】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名を入力して検索してインストールするか、WordPressのプラグイン公式配布ページからダウンロード後、管理画面からアップロードインストールしてください(プラグインの公式ページは本ページ内記載のリンクをクリック、もしくは、WordPress公式サイトで検索してください)。

WordPressを使い始めて間もない方(初心者の方)は、より詳細なプラグインのインストール手順や、インストール時に起こる問題などへの対処方法をまとめた【WordPress】プラグインのインストール&追加方法とエラー対処の方法も併せてご覧ください。

【Broken Link Checker】プラグインの基本的な使い方

プラグインを有効化したら
「設定」→「Broken Link Checker」を開き設定を行います。設定を完了させると自動巡回が始まります。時間の間隔やコンテンツの種類、サーバー負荷の上限値などいろいろありますから慎重に設定しましょう。

brokenlink

しばらくすると「ツール」→「リンクエラーをチェック」で開いた一覧にリンク切れになっているコンテンツの一覧が表示されます。ここに表示されているリンクは表示画面(フロントエンド)で見ると標準のCSSが適用されて取り消し線が出るようになっています。

コンテンツを修正する場合はコンテンツのタイトルにマウスを合わせると「編集」リンクが出ますのでそこから直接修正します。

URLが分かっている場合には左のURL上から修正も可能です。

  1. 「リンクを解除」を選択するとリンクタグが外れ、通常の文字として表示されるようになります。
  2. 「リンクエラーではない」を選択するとリンク切れという認識がなくなります(今後リンク切れとして検出もされなくなります)
  3. 「リンク切れから解除」を選択すると取り消し線の表示が解除されます(今後リンク切れとして検出もされなくなります)

※上記の1~3を行うと「Broken Link Checker」が動作している間のみ適用されます

管理画面(ダッシュボード)で状況の確認ができる

おまけ機能のように見えますが、私的にはこの機能こそサイトを作っていく上で気になる項目であり欲しい要素だと思います。

プラグインを有効化して巡回が終わるとダッシュボードへ以下の情報が表示されます

  1. 起こっているリンクエラーの数
  2. 内部リンク・外部リンクの数
  3. 現在の巡回状況

肝心なのは2のリンク数。特に内部リンクについてはコンテンツ同士のつながりを作りサイト全体を強化するSEOでも重要な要素。あまりリンク数を表示する方法やプラグインは配布されていませんから「Broken Link Checker」によってこの数を知ることができるのはサイトを作る上で有用な情報だと思います。

【Broken Link Checker】プラグインの便利な使い方・カスタマイズ方法など

より便利に使うカスタマイズ技やテストサイトで使用した結果や感想、WordPressのプラグイン公式配布ページには書かれていない事柄などを紹介します。

自動で巡回してくれる便利なプラグインなのですが、
1つ1つのコンテンツの中を巡回する=サーバーにある程度の負荷がかかる
ということになりますので、あまり短時間で巡回させる設定はしないようにした方がいいようです。この紹介を書く段階で1000近くのコンテンツを巡回させましたが結構時間がかかりました。

一度巡回して修正すれば、内部リンクなら大がかりなスラグの変更や削除をしない限り必要ありませんし、外部リンクが豊富にあるようなサイトでなければ特に定期巡回も必要ないような気がします。私的な使い方ですが、気になったときに「有効化」して巡回を終え、コンテンツの修正をしたら停止させるようにしています。

また、リダイレクトを行うような

といったプラグインを使用すると、リダイレクトしている内部リンクについては巡回に引っ掛からないため

  1. リダイレクト系のプラグインを止める
  2. 「Broken Link Checker」でチェックと修正
  3. 「Broken Link Checker」を停止
  4. リダイレクト系のプラグインを再開
  5. リダイレクトプラグインでリダイレクトされた履歴を見て設定情報を削除

という段取でメンテナンスをすると効率的だと思います。

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