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"WPT Custom Mo File", a plug-in that prevents translation files created by yourself from being overwritten or lost by updating.

自身で作成した翻訳ファイルが更新によって上書き、消失してしまわないようにするプラグイン「WPT Custom Mo File」

公開日: バックエンド(管理)

WordPressのプラグインを使っていて、「あれ?このプラグインが出力する文字列、この間自分でいい感じにしたはずなのに、いつの間にか変わってしまってる」と気づいて再翻訳した経験ありませんか??

翻訳ファイルをプラグインフォルダの中にある「languages」や「lang」などのフォルダへ転送した場合、プラグインの更新とともに翻訳ファイルが変更されてしまう可能性があることから、WordPress本体の翻訳ファイル格納場所へ転送される方も多いとは思いますが、実は有志によって翻訳された日本語化ファイルが作られ、ある程度の安定度・完成度になるとWordPress本体の翻訳ファイル更新とともに上書きされることがあります。

しかもこれは確認画面が出るわけでもなく、無下に更新されてしまうため、自身で翻訳したファイルのバックアップがなければおしまい!ということになってしまいます。

とはいえ、変更されるたびにまた上書きするのも面倒ですし、何よりいつそうなるかが分かりませんから、フロントエンド(訪問者が閲覧する画面)側の翻訳が多いものでは困ってしまうことも多いと思います。

そこでおすすめなのが今回紹介する【WPT Custom Mo File】プラグイン。翻訳ファイルを通常の場所ではないところに保管しておくことで、更新による上書きを防止し、かつ、それを優先的に適用してくれるちょっと便利なプラグインです。

【WPT Custom Mo File】プラグインの用途や機能

  1. 翻訳ファイルをWordPress通常の保管場所ではない場所へ保存する
  2. 1の翻訳ファイルを最優先に適用する

本ページを最後に編集したときの環境・バージョンなど

プラグインは製作者によって日々更新されていくため、この紹介記事が最新バージョンのものであるとは限りません。参考までにこの記事の最終更新日時点におけるテスト環境、プラグインバージョン、プラグイン導入時の留意点などを記載しておきます。

プラグインを使用(試用)したテスト環境

  • テストサーバー:カラフルボックス自身で作成した翻訳ファイルが更新によって上書き、消失してしまわないようにするプラグイン「WPT Custom Mo File」の画像|Knowledge Base
  • WordPressのバージョン:5.5.3
  • PHPのバージョン:7.4.6
  • テーマ:ha-Basic(オリジナルテーマ)
  • プラグインのバージョン:記事更新時のバージョン 1.1.0/最新バージョン 1.1.0

本記事を参考にWordPressサイトへプラグインの導入を検討される方へ

WordPressは古くから無料で配布されているサイト作成ツール(CMS)で、随時改良が加えられており、さまざまなバージョンが存在します。さらにWordPressを動かすためのプログラムであるPHP、サイトのデータを保存しておくためのデータベースについても様々なバージョンがあります。そしてWordPress本体同様にプラグインについてもさまざまなバージョンが存在します。本記事を参考にプラグインの導入をお考えの方は、以下に留意の上でインストールするようにしてください。
  • テスト環境での動作に基づいた紹介記事ですので、すべての環境で正常に動作するかどうかは不明です
  • ※本記事の内容についてはページ内に記載しているプラグインバージョンのものになります。現在のバージョンと異なる場合、機能などが異なる場合があります。※また、ページによってはテスト環境、テストしたプラグインバージョン等の表示が本文内にない場合、ページタイトル下にある最終更新日当時の情報となりますので、現在のバージョンでは全く違う機能となっているかも知れません。
  • プラグインに無料版と有料版(Pro版)がある場合、特に記載がなければ無料版の情報のみを紹介しています
  • このページでプラグインを使用する際に必要なショートコードやコードなどは、コピーして使用することができますが、環境によっては記号などが文字化けすることがあります。コピーしたのに動作しない場合は特に「”」「’」などの記号を入力し直してみてください。
  • プラグイン本体の動作不具合や質問などは公式サイトのフォーラムなどで行ってください(ここでは質問にお答えすることはできません)

【WPT Custom Mo File】プラグインの設定画面や表示画面の日本語化と翻訳

【WPT Custom Mo File】プラグインは設定項目が少ないため特に翻訳しなくても設定できると思います。

【WPT Custom Mo File】プラグインのインストールと設定

インストール方法

インストールはプラグインの新規追加でプラグイン名で検索してインストールするか、ページ先頭の画像をクリックして表示されるWordPressのプラグイン公式配布ページがダウンロードしてからアップロードインストールします。

インストール方法の詳しい解説は

を参照ください

基本的な設定方法と使用方法

有効化したら、管理画面からツールWPT Custom Mo Fileをクリックして設定画面を表示します。

以下のような画面が出てくるので、上書きや更新によって消されては困る翻訳ファイル(,mo)ファイルをアップロードしていきます。

  • Select a text domain・・サイトにインストールされているプラグインで翻訳可能なものが選択肢として表示されるので該当するものをクリックします
  • Select a language・・・日本語を選択します
  • Upload a custom .mo file・・・ファイルを選択をクリックして、Select a text domainで設定したプラグインの翻訳ファイル(〇〇.mo)を選んでアップロードします。

すべての設定が終わったら、Add new Ruleをクリックして下の一覧に表示されればOKです。

また、一覧上にある翻訳ファイルをスイッチで適用させないようにすることもできるので便利です。

.moファイルをアップロードできないときは

すべての項目を設定して「Add New Rule」をクリックした後で

「このファイルタイプはセキュリティ上の理由から、許可されていません。」

と表示され、アップロードに失敗することがあります(通常はダメだと思います)。

これは、WordPressのセキュリティ対策として、特定の拡張子のファイルのみアップロードを許可するという設定があるからで、残念ながら「.mo」拡張子が許可されていないことから起こるエラーです。

回避策としては、もう一つMime Types Plusというプラグインを導入して一時的に許可してやるとよいでしょう。

Mime Types Plusを有効化したら、管理画面メニューのMime Types Plus→MIMEタイプの編集をクリックして、出てきた画面の入力窓へ以下を入力して追加をクリックすれば、「.mo」拡張子のファイルがアップロードできるようになります。

  • 拡張子:mo
  • MIME タイプ:text/plain
  • ファイルタイプ:text

※「.mo」形式のファイルをアップロードする機会はWPT Custom Mo Fileプラグインを使う時ぐらいでしょうから、アップロードが終わったらMime Types Plusプラグインは停止しておくとよいでしょう。

【WPT Custom Mo File】プラグインの難点と代替手段

恐らくこれと同じ機能を持つプラグインはないと思いますので、非常に便利だとは思うのですが、再翻訳を行うための「.po」形式のファイルはアップロードできないので、パソコン上など別の場所で保管・管理する必要があるため、維持が大変かも知れません。

そこで、ファイルのアップロードはFTPなどを使わないとできないものの、「.mo」「.po」ファイル両方を同じ場所へ保存し、かつ、更新による変更や消失がなく、自身の翻訳ファイルを最優先に適用させる方法を

適用してたプラグインの翻訳内容が変わってしまう、消えてしまうのを防ぐ方法

で紹介しています。あくまでも私が管理しやすいようにと作成したものですので、動作の保証はできませんが、WPT Custom Mo Fileと併せて検討されると良いかと思います。

このページの更新履歴

更新日更新内容
2020年12月 6日プラグイン紹介記事(初版)公開

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