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Google Analyticsで存在しないページ【/h/918….html】へのアクセスは何?どうすればいいの?確認と対策方法(仮説記事)

公開日:2018(平成30)年10月27日/最終更新日:

Knowledge Base Wordpress アクセス解析 アクセスアップ



時折このサイトにも出現する謎のページ【/h/9187751.html】へのアクセス。私の場合はリアルタイム解析をじーっと見てるときに発見することがあります。ひとまずどこから?で地域で調べると、ブラジルやらギリシャやら・・・純日本語のサイトなのになぜ??ひょっとして海外にも私のサイトを見てくれてる方がいるの??なんていうのは存在していないページへアクセスされているのですから100%ぬか喜びでしょう。

アクセス解析に影響するから・・・と除外する前に!!きちんと調べてからでないと後悔するかも知れません。

※調べた結果、私はこのケースではありませんでしたからタイトルを(仮説記事)としています。

なぜきちんと調べることが必要なのか??それはコピーサイトがあるかもしれないからです。

これを確認せずにアナリティクスのフィルタで単純に除外してしまうと結果コピーサイトがある(ページが勝手にコピーされている)ことに一生気づかないことにもなりかねません。

またまたいつもの通り余談からのスタート、コピーなんて簡単にできるの??と思われた方、ページ表示したら右クリックして「ソースを表示」してみてください。htmlのデータがずらっと表示されるはずです。どうやってコピーサイトを作るのかは不明ですが、手作業ならこのソースをすべてコピーしてメモ帳などに保存、html形式にしてサーバーにアップロードすればハイ!コピーページ完成!!となります。興味のある方は自身のサイトとサーバーで試してみてくださいね。

CDNとかWordPressの表示を速くするキャッシュ系プラグインが行っているのはまさにこの方法と同じで、キャッシュ(一時保存)する期間を決めておいて、その時が来たら前述したような方法で別の場所へhtmlファイルを置き、それを閲覧してもらうことで同じページなのにアクセスされてからページを表示するよりも圧倒的に速く表示されるのです(何も知らずにページのキャッシュ系プラグインを入れてる方、この際ですからどんなことしているのか確認してみてくださいね)。

話を元に戻して、それではどうやってコピーなのか?単純にリファラスパムなのか?を調べる方法を紹介します。

そもそも何でアナリティクスのアクセス解析に表示されるのか?

手動にせよ、自動にせよ、上で書いた通り、ページのコピーは比較的簡単にできてしまいます。

それではなぜコピーページのアクセスが自身の解析結果に載ってしまうのか??を簡単に紹介します。

そもそもGoogle Analyticsがアクセスの解析を行うには、ページのヘッダーに解析コードを挿入する必要があるのはご存知ですよね?そしてソースを完全にコピーすれば当然そのコードもそのままコピーされることになります。

もうお分かりですよね?つまり誰かがコピーしたページへアクセスしたから挿入されているコードが反映され、アナリティクスで「アクセスがあったよ!!」となるのです。理屈は簡単ですね。

コピーをする輩のほとんどはそんなことをいちいち見て編集したり削除したりといった手間をかけたりしませんから、ある日突然発覚するのです。

またまた余談ですけど広告コードなどを貼っている場合には当然そのコードもコピーされっぱなしになるわけですから、成果確認をして作った覚えのないサイトからの成果が上がっていたりしたらコピーコンテンツ確定です!「まあ自分の成果になるんだからいいか・・」と思ってはいけません。そのサイトが広告サービスの規約に違反するものだったら??それが元でアカウント停止・・・なんて悲惨な結末が待っているかもしれませんよ。

コピーページが存在するかどうかの調べ方

リファラの欄にこうした存在しないページが出てくる場合のほとんどはアナリティクスの解析結果を見て「どこのサイトの被リンクからアクセスされてるの?」なんて開いてもらうのが目的のいわゆる【リファラスパム】ですからそのままでも構わないかもしれません。でも一応確認したほうがいいと思います。

確認手順は以下の通りです

  1. Google Analyticsの管理画面から「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」と開いていきます
  2. 一覧上にある検索窓から謎のページ【/h/9187751.html】を入力して検索します(分からなければ/hなど一部でもOK)
  3. 「セカンダリディメンション」をクリックし、「集客」→「参照元」を選択します

すると・・・
Google Analyticsで存在しないページ【/h/918….html】へのアクセスは何?どうすればいいの?確認と対策方法(仮説記事)|Knowledge Base
こんな風にどこのドメインからというのが簡単に調べられます。

あとはこのドメインに【/h/9187751.html】をくっつけてアクセスしてみればコピーページであれば知らないサイトに自身のページが表示されます。

こうなるとコピー被害確定・・・ですね。

もしもコピーでなかったら404ページが表示されるはずです。その場合はリファラスパム確定となります。この類のリファラスパムは実際にアクセスしていないのに足跡だけを残す場合がほとんどなので、そのドメインをフィルタしても基本的には止まりません。その場合はアクセスされた地域などでフィルタするのが一番ではありますが、ひょっとしてそこからきちんとアクセスしてくれる方がいたら・・・なのであまりおすすめしません。単純に無視してリファラスパムアクセスが気にならない位アクセス数のあるサイトにしていく方が無難だと思います。

もしもコピーページだったらどうする?

コピーページが見事に?表示されてしまったら??

一番いいのはサーバーを調べて連絡して削除してもらう、またはそのサイトの管理人へ言って直接削除してもらうという対策ですが、この世の中「バレちゃった?」と思うだけでまた再び別のドメインで・・なんてことがあるかも知れません。報復に別の何かをされるかも知れません。

こんな時は大手検索エンジンGoogle様の力を借りて違反通報し、外からじわじわとサイト閉鎖してもらうのが一番だと思います。また、それらを日記ブログなどに掲載して同じ被害に遭った方の情報を得て複数のユーザーから違反通報するというのが近道かと思います。

違反通報の仕方は自身で調べてくださいね。


いかがでしたか??不明なものを不明なままにしておくとあまりいいことありませんから、もしも存在しないページへのアクセスがアナリティクスの解析結果に出てきたらチェックしてみてください。